ねとらぼ

第2位:いかめし

画像:写真AC
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解説

 第2位には二つの郷土料理が選ばれました。一つ目は「いかめし」です。函館地方や渡島(おしま)地方を代表する郷土料理で、イカのゲソ(足部分)を外し、内臓を取り出してきれいに洗った胴体に米を詰め、調味料のタレと共に鍋で炊き込んで作られています。

 いかめしは第二次世界大戦中に米不足が深刻化する中で、函館本線森駅の駅弁として考案されたのが始まりとされています。少しでも米を節約できる料理として、当時大量に水揚げされていたイカを食材に使ったそうです。複雑な工程が少なく、比較的簡単に作れるため、家庭料理としても親しまれています。

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第2位:いくらの醤油漬け

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解説

 同率第2位の2つ目は、「いくらの醤油漬け」でした。北海道全域で食べられている郷土料理の一つです。サケ漁が最盛期を迎える9月から10月ごろに販売されるサケの玉子の筋子を塩水でほぐし、薄皮を除いてから調味料に漬けることで完成します。

 いくらの醬油漬けは、温かいご飯にかけて食べるいくら丼や手巻き寿司の具、酒の魚など、食べ方が豊富な点も魅力。北海道の秋を代表する味覚として、多くの人に親しまれています。秋の終わりごろに作って冷凍しておくと、正月まで食べることもできるそうです。

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