ねとらぼ

第3位:中津川

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解説

 第3位には、得票率5.6%で三つの地名が並びました。まずは「中津川」です。

 岐阜県の南東部に位置する中津川市は豊かな自然環境に恵まれ、四季折々の絶景を楽しめる市です。中山道の宿場町「中津川宿」として栄えたエリアで、歴史を感じさせる街並みが残っています。地名「中津川」の由来は不明なものの、1879年には「中津川村」が存在していました。

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第3位:各務原

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解説

 同率で「各務原」も第3位にランクインしました。

 岐阜県の南部に位置する各務原市は、中山道の宿場町として栄えたエリアで、全国有数の航空機産業と共に発展してきました。豊かな自然環境を有しながら、名古屋へのアクセスに優れるため、ベッドタウンとしても高い人気を誇っています。地名「各務原」は、かつて鏡作部(銅鏡などの鏡を作る特殊技能集団)がいたことが由来とする説もあるようです。

第3位:大垣

解説

 「大垣」も第3位にランクインしました。

 岐阜県の南西部に位置する大垣市は、天下分け目の戦いとなった関ヶ原合戦で石田三成の本拠地となった大垣城があるエリアです。また、松尾芭蕉の『奥の細道』のむすびの地としても知られています。この地はかつて「大柿氏」が領主を務めていたと考えられていて、江戸時代まで「大柿」と「大垣」の名称が併用されていたようです。

第2位:美濃

解説

 第2位は、得票率10.6%の「美濃」でした。岐阜県の南部に位置する美濃市は、古くから和紙産業を中心に発展してきたエリアです。世界無形文化遺産に登録された「本美濃紙の手すき技術」のほか、世界農業遺産「清流長良川の鮎」、世界かんがい施設遺産「曽代用水」を有しています。

 豊かな自然に恵まれていることに加え、街の中心部には歴史的景観が残る「うだつの上がる町並み」が広がっているのも魅力です。歴史や伝統を感じさせる「美濃」のイメージや、濃厚な美しさをイメージさせる字面なども支持を集めた要因ではないでしょうか。

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