「10年前の女子高校生(関東)」が進学したかった大学ランキングTOP19! 1位は「明治大学」
リクルートが毎年実施している「進学ブランド力調査」は、高校生の大学選びの動向について細かく分析しています。大学の志願度や知名度、さらに校風が良いと思う大学や就職に強そうな大学など、学生たちが大学にどんな印象やイメージを持っているかが分かる、とても興味深い資料です。
今回は2011年版の調査データをもとに、10年前の関東の女子高校生たちから人気を集めたのがどの大学だったのかを見ていきたいと思います。参照するのは関東の女子高校生の「志願度ランキング」です。
なお、この年の調査では、東日本大震災の影響を考慮して茨城県の一部エリアを調査対象から外しています。
(出典:リクルート進学総研)
第3位:立教大学
第3位は「立教大学」でした。1874年にアメリカのリベラルアーツカレッジをモデルに創設され、「普遍的なる真理を探究し、私たちの世界、社会、隣人のために」という教育理念を掲げている大学です。
2006年に学生や職員のハラスメント被害や差別問題などの問題解決に取り組む組織として「人権・ハラスメント対策センター」を設立するなど、学内環境の整備に注力。2016年度以降、女子学生の比率は増加傾向で、2018年度には学部生で54%、大学院生で47%となっています。
女子高校生の志願度では、2008年の調査から3年連続で1位でしたが、2011年に2つランクダウン。ですが、翌年には再び1位に返り咲き、その後も2016年の4位以外はTOP3を維持するなど、女子高校生から根強い人気を集めています。2021年の調査でも青山学院大学と同率で1位に輝きました。
第2位:早稲田大学
第2位は「早稲田大学」でした。「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という建学の理念のもと、自由と多様性を重んじている大学です。学業や研究活動はもちろんスポーツや課外活動もさかんで、多くの学生がボランティア活動に参加しているのも特徴です。
現在は2032年の創立150周年へ向けて策定された中期計画「Waseda Vision 150」を推進中。その中で、2032年までに女子学生の比率を50%、女性教員の比率を30%まで引き上げるという目標を掲げています。また、女性研究者がキャリアの悩みを相談できる「女性研究者メンター制度」を設けるなど、女性に配慮した取り組みも見られます。
女子高校生の志願度では、2015年の4位以外はTOP3を維持しており、2016年からは3年連続で1位に輝くなど、人気の大学となっています。2021年の調査でも3位と上位にランクインしました。
第1位:明治大学
そして第1位は「明治大学」でした。「権利自由、独立自治」という建学の精神のもと、近年は「『個』を強くする大学」というスローガンを掲げ、さまざまな世界で活躍できる人材の育成に努めています。
2020年5月時点の全学生に占める女子学生の比率は35%。2012年度の女子学生数は9934人でしたが、2020年度には1万1451人にまで増加しました。1929年に「女子部」を設置したのを皮切りに、社会で活躍する女性をたくさん世に送り出しており、日本初の女性弁護士や女性裁判所長は、明治大学出身者から誕生しました。
例年、女子高校生から人気を集めており、2011年に志願度ランキングで1位に輝いたほか、2013年から2015年まで3年連続で1位を獲得しています。2018年から2021年までは4年連続で4位に入っています。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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