「10年前の女子高校生(関西)」が進学したかった大学ランキングTOP20! 1位は「関西大学」
リクルートが毎年実施している「進学ブランド力調査」は、高校生の大学選びの動向について細かく分析しています。大学の志願度や知名度、さらに校風が良いと思う大学や就職に強そうな大学など、学生たちが大学にどんな印象やイメージを持っているかが分かる、とても興味深い資料です。
今回は2011年版の調査データをもとに、10年前の関西の女子高校生たちから人気を集めたのがどの大学だったのかを見ていきたいと思います。参照するのは関西の女子高校生の「志願度ランキング」となります。
(出典:リクルート進学総研)
第3位:近畿大学
第3位は「近畿大学」でした。2008年の調査では6位となっていましたが、翌2009年から2014年、2016年から2020年までの期間はTOP3にランクイン。2021年の調査では4位となっています。
2025年に創立100周年を迎える総合大学で、「近大マグロ」や「近大マンゴー」といった近畿大学発の食材などでも知名度を上げています。2021年5月時点では、短期大学部や通信教育部を除いた学部生の数は3万3350人となっており、そのうち女子学生は1万703人とおよそ30%程度を占めています。
第2位:関西学院大学
第2位は「関西学院大学」でした。2008年から2011年まで4年連続で2位をキープした後、2012年に3位にランクダウン。以降も2位から4位の順位に入り続けており、2021年の調査では2位にランクインしています。
「奉仕のための練達」というスクールモットーを掲げ、自分のためだけではなく、他人のためにも動ける学生の育成に努めている大学です。2021年5月時点の学部生の数は、男子1万1737人に対し、女子1万1834人と、男子学生の数を100人ほど上回っています。
第1位:関西大学
そして第1位は「関西大学」でした。2008年の調査から14年連続で1位の座を譲らず、その根強い人気がうかがえます。
1886年に開校した関西法律学校を前身とする実学志向の大学で、社会に必要なものを世の中に提供する「学の実化」という教育理念のもと、学生を指導しています。2021年5月時点では学部生のうちおよそ4割を女子生徒が占めており、東京2020オリンピックでは、人間健康学部に所属の髙野芹奈さんがセーリング女子49erFX級に出場。また卒業生では、清水希容さんが空手の女子形で銀メダルを獲得しており、さまざまな分野で活躍する女性を輩出しています。
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