リクルートが毎年実施している「進学ブランド力調査」は、高校生の大学選びの動向について細かく分析しています。大学の志願度や知名度、さらに校風が良いと思う大学や就職に強そうな大学など、学生たちが大学にどんな印象やイメージを持っているかが分かる、とても興味深い資料です。
今回は2011年版の調査データをもとに、10年前の関東の高校生たちから人気を集めていた大学を見ていきたいと思います。参照するのは関東の高校生の「志願度ランキング」です。なお、この年の調査では、東日本大震災の影響を考慮して茨城県の一部エリアを調査対象から外しています。
(出典:リクルート進学総研)
第3位:日本大学
第3位は「日本大学」でした。2010年から2012年の調査まで、3年連続で3位となっています。2021年の調査では、法政大学と同率となる6位でした。
法学部や医学部、危機管理学部など16学部を擁する国内最大規模の総合大学で、2019年には創立130周年を迎えました。2007年には“自分で考え・学び、主体的に判断して課題を克服していく”ことを表現した「自主創造」という教育理念を定め、「日本一教育力のある大学」を目指して教育環境の整備に取り組んでいます。
第2位:早稲田大学
第2位は「早稲田大学」。2008年の調査では1位だったものの、2009年から2016年は連続して2位となっています。2017年から2019年までは3年連続で1位となり、2021年の調査でも1位を獲得しています。
「学問の独立」「学問の活用」「模範国民の造就」という建学の理念のもと自由と多様性を重んじている大学で、勉強はもちろんスポーツや課外活動などに挑戦できる機会の提供にも努めています。東京2020オリンピックでは、スポーツ科学部に在籍している須崎優衣さんが、レスリング女子50キロ級で金メダルを獲得。8月24日より開幕したパラリンピック大会では、5人の卒業生が出場を予定しています。
第1位:明治大学
そして第1位は「明治大学」でした。2009年から2016年まで、8年連続で1位の座をキープ。以降は早稲田大学と順位が逆転し2位となりますが、2020年は4年ぶりに1位を獲得しました。2021年の調査では2位となっています。
「権利自由」「独立自治」という建学の精神のもと、近年は「『個』を強くする大学」というスローガンを掲げ、さまざまな世界で活躍できる人材の育成に努めています。法学部や商学部、国際日本学部など10学部を設置しており、「知の創造と人材の育成を通し、自由で平和、豊かな社会を実現する」という使命のもと、教育や研究活動に取り組んでいます。
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