【大学研究費】「科研費の配分額が多い大学」ランキングTOP30! 1位は「東京大学」【2020年度】
科研費(科学研究費助成事業)とは、学術研究をより発展させるために、独創的・先駆的な研究を助成する事業で、文部科学省と関連団体の日本学術振興会が取り組んでいます。
今回は文部科学省が公開している資料をもとに、2020年度における大学の科研費の配分額をランキング形式で見ていきましょう。なお、参照する資料には大学以外の組織も掲載されていますが、それらはランキングから除いています。
(出典:文部科学省「令和2年度科学研究費助成事業の配分について」)
第3位:大阪大学
第3位は「大阪大学」でした。科研費の総額は約104億円。内訳は直接経費が約80億円、間接経費が約24億円、採択件数は2665件です。新規応募課題は2907件で、うち採択されたのは969件、採択率は33.3%となっています。
過去3年間の新規課題の採択累計数では「病理病態学、感染・免疫学およびその関連分野」で1位、「応用物理工学およびその関連分野」「有機化学およびその関連分野」で2位に入るなど、多くの分野でトップ10入りしました。
第2位:京都大学
第2位は「京都大学」でした。科研費の総額は約139億円。内訳は直接経費が約107億円、間接経費が約32億円、採択件数は3022件です。新規応募課題は2872件で、うち採択されたのは1083件、採択率は37.7%となっています。
過去3年間の新規課題の採択累計数では、「代数学、幾何学およびその関連分野」「解析学、応用数学およびその関連分野」「土木工学およびその関連分野」「化学工学およびその関連分野」など、多くの分野でトップとなりました。
第1位:東京大学
第1位は「東京大学」でした。科研費の総額は約225億円。内訳は、直接経費が約173億円、間接経費が約52億円、採択件数は4202件です。新規応募課題は3864件で、うち採択されたのは1511件、採択率は39.1%となっています。
過去3年間の新規課題の採択累計数では、「思想、芸術およびその関連分野」「文学、言語学およびその関連分野」「素粒子、原子核、宇宙物理学およびその関連分野」「電気電子工学およびその関連分野」など、文理を問わず多くの分野でトップに輝きました。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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