高速道路の「渋滞が多い区間」ランキングTOP30! 最も渋滞しやすいのはどこ?【2019年度版】
新型コロナウイルスの影響で、公共交通機関ではなく高速道路を使って移動する人も増えているのではないでしょうか。しかし、区間や時期によっては交通渋滞がつきものです。スムーズに移動するためにも、なるべく交通渋滞は避けたいところ。
そこで今回は、国土交通省が2019年に発表したデータをもとに、「高速道路の渋滞しやすい区間ランキング」を紹介します。帰省や旅行の際、事前に渋滞しやすい区間を把握しておくと便利です。まずは上位となった区間を見てみましょう。
第3位:東名高速道路上り(東名川崎~東京)
第3位には、東名高速道路の東名川崎~東京間(上り)がランクインしました。地方から東京に向けた長距離高速バスのほとんどが利用する区間です。
この区間の終着点である東京ICは、東海地方と首都圏をつなぐ重要な場所。出口付近は環状八号線にも接続しているため、交通量が増え渋滞も発生しやすいといわれています。この発表でも、TOP30の渋滞損失時間のほとんどが交通集中によるものと分析されています。
第2位:中央自動車道上り(調布~高井戸)
第2位にランクインしたのは、中央自動車道の調布~高井戸間(上り)でした。おもに平日の朝に渋滞が発生しやすく、高速道路を運営するNEXCO中日本も、平日10時台ごろまでの利用は時間変更の検討を呼びかけています。
区間内で特に渋滞が発生しやすいのは、三鷹バス停付近。車線減少やカーブにともなう車の速度低下が原因といわれており、NEXCO中日本でも対策が検討されています。
第1位:東名高速道路上り(海老名JCT~横浜町田)
第1位は、東名高速道路の海老名JCT~横浜町田間(上り)でした。特に区間途中にある大和トンネルや海老名JCTのランプウェイは渋滞しやすく、NEXCO中日本も主要な渋滞箇所として挙げています。
海老名JCTと横浜町田の中間地点には、大規模なサービスエリア「EXPASA海老名」があり、飲食店やお土産店が充実していることから、観光スポットとしてメディアでもたびたび話題に。単なる移動手段としてではなく、このサービスエリア目当てに東名高速道路を利用する人も多いのではないでしょうか。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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