2020/08/08 20:35（公開） 
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1986年、記念すべき第1作が発売されたドラゴンクエストシリーズ。2020年時点での累計出荷数（配信数含む）は、合計約8000万本を突破しています。世界規模で有名なこのシリーズの魅力は、謎解きの要素を含む冒険とともに、壮大なスケール感で展開されるストーリーではないでしょうか。
そしてなんといっても重要な要素となるのは、プレイヤーに絶望感を与えるラスボスの存在です。そこで今回ねとらぼ調査隊では「強かったと思うドラクエシリーズのラスボスは？」というアンケートを実施します！
それでは、アンケート対象となっている「ドラクエシリーズのラスボス」を紹介します。
竜王
竜王は第1作にあたる「ドラゴンクエスト」のラスボスとして登場。魔導士の風貌で登場し、バトル前に言う「もし わしの みかたになれば せかいの はんぶんを ○○○○に やろう。」はあまりにも有名ですよね。
バトルが始まり、魔道士の竜王を打ち取ると、今度は真の姿である「ドラゴン」に変わります。その攻撃力は凄まじく、炎による攻撃を覚えている人は多いはず……。なお、世界の半分をやろうの問いに「はい」を選択するとゲームオーバーとなります。
シドー
シドーは「ドラゴンクエストⅡ悪霊の神々」に登場。ボスキャラのハーゴンを倒して安心しているところで、破壊の神シドーとのバトルが始まります。
そのステータスは脅威でした。ベホマで回復しながら激しい炎でのダメージを与えてくる上に、攻撃呪文にびくともしません。えげつない強さでした。ただ難易度がめちゃくちゃ高い「ロンダルキアへの洞窟」を抜けられたら、クリアしたも同然でした。
ゾーマ
ゾーマは「ドラゴンクエストⅢそして伝説へ…」に登場。地上世界の征服を任せていた魔王バラモスが倒されるや否や、自身の存在を勇者に知らしめます。
その攻撃はマヒャドをはじめとする冷気系がメイン。ドラゴンクエストシリーズで初めて「いてつくはどう」を繰り出し、プレイヤーを恐怖におとしいれました。ドラクエシリーズで、闇の世界という概念が登場したのも3でした。
デスピサロ
デスピサロは、「ドラゴンクエストⅣ導かれし者たち」に登場。元々「ピサロ」と名乗る魔族の青年でしたが、不幸な事故が重なり人類滅亡のみを生きる目的とする「デスピサロ」になりました。
形態変化の回数が歴代のラスボスの中でも特に多く、自我が消滅した彼の強さを物語っています。「まだ形態変化が続くのか！？」とバトルに苦悩したプレイヤーは多いでしょう。
エビルプリースト
エビルプリーストは、プレイステーションのリメイク版で「ドラゴンクエストⅣ導かれし者たち」の裏ボスとして登場しました。前述のデスピサロを闇へ引き込んだ張本人です。
戦闘時の見た目が、デスピサロの第四形態～最終形態に酷似しているものの、戦闘能力は別格。イオナズンなどの激しい攻撃が、裏のラスボスとして威厳を実感させてくれます。
ミルドラース
ミルドラースは「ドラゴンクエストⅤ天空の花嫁」に登場。第一形態は魔導士の姿、第二形態はドラゴンを彷彿とさせる魔物です。
それほど強くない第一形態とのバトルを終えた後が要注意。爆発的にパワーアップした第二形態が、強力な呪文を放ってきます。互いに少しずつ体力を消耗する長期戦は、心が折れそうになりました。
デスタムーア
デスタムーアは「ドラゴンクエストⅥ幻の大地」に登場。従来のラスボスとは一線を画す強さに多くのプレイヤーが驚がくしました。三段階の形態のうち、最終形態は見た目も攻撃力も、インパクト大。
その最終形態は、“顔”と“両手”のみの状態になります（浮いている）。顔、右手、左手がそれぞれが独立したモンスターとして攻撃を仕掛けてきます。しかもザオラル使ってくるの、マジでヤキモキさせられました。ザオラルはズルい。
ダークドレアム
ダークドレアムは「ドラゴンクエストⅥ幻の大地」に登場。隠しダンジョンを探索する中で対峙することになる裏ボスです。
前述のデスタムーアを凌駕する規格外の強さから「勝てる気がしない」とぼやくプレイヤーが続出。しかし、20ターン以内に倒すと……仲間になってくれて、デスタムーアを舐めプで倒すダークドレアムが見られます。デスタムーアがかわいそうですよねあれ。
オルゴ・デミーラ
オルゴ・デミーラは「ドラゴンクエストⅦエデンの戦士たち」に登場。戦いの最中、形態を変化させ、おぞましい本性と邪悪さを露呈しています。
特に、最終形態のゾンビモンスター型はパワーと醜さが半端ない状態に……。デザインを含め、バトルシーンが記憶に残っている人は多いでしょう。
かみさま
かみさまは、「ドラゴンクエストⅦエデンの戦士たち」本編クリア後の隠しダンジョン「謎の異世界」に登場。「かみさま」と名乗っているものの、威厳を感じさせかわいいお爺さんの姿をしています。
しかしその強さは折り紙付き。歴代のドラクエラスボスの中でも抜きん出ています。温和な容姿に拍子抜けしていると、痛い目に遭うことに……。かみさまに挑戦するため、クリア後もやりこんだ人がたくさんいました。「いっぱつギャグ」とかしてきます。
四精霊
四精霊は、「ドラゴンクエストⅦエデンの戦士たち」本編クリア後の「更なる異世界」に登場。名前の通り4人の精霊であり、一斉に攻撃を仕掛けてきます。
戦闘前に体力を回復する時間がないため要注意。しかし、オルゴ・デミーラやかみさまと比べると弱いという声もあり、かみさまを倒せるレベルになっていれば苦戦せずに倒せます。
ドルマゲス
ドルマゲスは「ドラゴンクエストⅧ空と海と大地と呪われし姫君」に登場。ラスボスに勝るとも劣らない強さを持っているのでピックアップしました。物語の中盤付近で現れるとは思えません。
入念に下準備していない状態では、パーティー全滅の危険性が極めて高いです。規則性のない強烈な攻撃は、プレイヤーのトラウマになっているはず。
暗黒神ラプソーン
暗黒神ラプソーンは「ドラゴンクエストⅧ空と海と大地と呪われし姫君」に登場するラスボス。第一形態はラスボスとは思えない小さな身体ですが、侮ってはいけません。痛恨の一撃の的中率が極めて高いため、心して戦いに挑む必要があるのです。
ラプソーンに精神を乗っ取られた「呪われしゼシカ」が怖かった小学生がたくさんいたはずです。
竜神王
竜神王は「ドラゴンクエストⅧ空と海と大地と呪われし姫君」に登場。隠しダンジョンの最奥で、2度の戦いを仕掛けてきます。
2度目の戦いとなる竜の試練では異なる形態となり戦います。全形態を倒すと腕試しができて、さらなる形態を見ることができます。過酷ですが、モンスター図鑑をコンプリートさせる上で避けられません。
堕天使エルギオス
堕天使エルギオスは、「ドラゴンクエストⅨ星空の守り人」に登場。1度目の戦いでは人間よりも位が高い天使のため、主人公が敗北を喫します。
本格的な戦いは堕天使と化した状態での2度目。第2形態に進化した際、全体に高いダメージを与えてきます。回復要員が眠らされたり行動不能になるとヤバいので、結構慎重に戦うことになります。
冥王ネルゲル
冥王ネルゲルは「ドラゴンクエストⅩ目覚めし五つの種族オンライン」で登場。バージョン1のラスボスでした。死の世界を牛耳る魔王ではあるものの、容姿端麗。美しさと共に、優れた戦闘術を兼ね備えています。
形態が冥獣王ネルゲルに変化した時には、歴代ラスボスの中でも類まれな強さを開放。配信開始の直後に対戦したプレイヤーは、苦戦を強いられました。
大魔王マデサゴーラ
大魔王マデサゴーラは「ドラゴンクエストⅩ目覚めし五つの種族オンライン」に登場。バージョン2のラスボスです。前述の冥王ネルゲルと同様、洗練された雰囲気を漂わせています。また、見た目から「カイロス」「クワガタおじさん」などと呼ばれることも。
その本質は、狂気に満ち溢れる芸術家。バトル中、頻繁に憤怒し「念じボール」などで大ダメージを与えてきます。パーティーを容易に半壊させる能力は恐ろしい……。変身後は創造神マデサゴーラとなります。
魔王ウルノーガ・邪竜ウルナーガ
「ドラゴンクエストⅪ過ぎ去りし時を求めて」のラスボス。邪竜ウルナーガは魔王の剣の力を解き放ち変形しました。
実は先代の勇者の仲間でしたが、邪神ニズゼルファによって洗脳されてしまい、悪に飲み込まれて魔王ウルノーガになってしまいました。
邪神ニズゼルファ
ニズゼルファは「ドラゴンクエストⅪ過ぎ去りし時を求めて」に登場。物語の世界における最大の脅威であり、元凶。ウルノーガを倒す前まではかわいい見た目ですが、ウルノーガを悪の道に落とした悪いやつです。
対策していなければ、「けがれた霧」によってパーティー全体に状態異常が発生します。彼の目論み通り、勇者が闇に引き込まれかねません。
失われし時の災厄・怨念
失われし時の災厄・怨念は、「ドラゴンクエストⅪ過ぎ去りし時を求めてS」に登場。本作の黒幕・時の破壊者とのバトル後、真の裏ボスとして主人公を待ち構えています。
災厄も怨念も全てのステータスが高い上に、攻撃のパターンが非常に複雑。1ターン終了する前に、パーティーが壊滅的な状態に陥りかねません。今までドラクエシリーズで培ってきた経験が試されます。
その他
今回紹介した他にも、ドラクエシリーズには個性豊かなボスキャラが登場しています。その他のボスキャラが強かったと思う人は、その他への1票、よろしくお願いいたします。
投票対象の「ドラクエシリーズのラスボス」は、以上になります。下のアンケートから、ぜひ、ご投票ください！
