ねとらぼ
2025/09/13 12:10(公開)

福島県の新名所! 道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」で食べたい絶品郷土料理「さんまのポーポー焼き」

画像:拝啓、道の駅から

 2025年9月12日に道の駅として新展開する福島県いわき市の道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」で味わえる絶品郷土料理「サンマのポーポー焼き」を紹介します。

 新鮮なサンマのすり身に味噌、ネギ、生姜などを混ぜてハンバーグ状にして焼いたいわきが発祥の郷土料理。東北最大の水族館「アクアマリンふくしま」からも近い、1997年から愛され続けてきた観光拠点が、道の駅として生まれ変わり、新たな盛り上がりが期待されています。(画像:拝啓、道の駅から)

advertisement

さんまのポーポー焼きとは?

 「サンマのポーポー焼き」は、新鮮なサンマのすり身に味噌、ネギ、生姜などをまぜてハンバーグ状にして焼いたいわき市が発祥の郷土料理です。道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」でも地元の味として多くの店舗で提供されています。

 この名前は、漁師が船の上で料理する際に、サンマの脂が炭火に落ちてポーポーと炎が立ったことに由来するという説があり、まさに漁師町いわきらしい豪快で情緒ある料理です。一口食べれば、まずはサンマの濃厚な旨みが口いっぱいに広がり、魚の旨味とさんまの少し豊かな苦みが味噌、生姜の風味が豊かに感じられるおかずにもおつまみにも最適なちょっと大人な味わいです。

 常磐ものの代表的な郷土料理として、漁師の知恵と工夫が生んだこの味は、「こんなに美味しい魚料理があるなんて知らなかった」と思わず感動してしまう逸品。千葉県ではアジのなめろうを焼いた「さんが焼き」があり、それに似ているがまた違った味わいを感じられる、港町いわきならではの豊かな海の恵みと、長年受け継がれてきた伝統の味を一度に楽しめる。まさに「いわきの宝」と呼ぶにふさわしい郷土の味です。

advertisement

道の駅いわき・ら・ら・ミュウとは?

 道の駅「いわき・ら・ら・ミュウ」は、1997年7月25日にいわき市観光物産館としてオープンし、28年間多くの人に愛され続けてきた施設です。9月12日にいよいよ道の駅としてグランドオープンを迎えます。福島県内36か所目の道の駅となり、近くには「アクアマリンふくしま」や巨大なイオンモールがすぐ近くにあるのも見どころです。

 特に新鮮な魚介類を取りそろえる市場や豊富なグルメが味わえるレストランが沢山あるのが特徴です。入り口横には活気あふれる海鮮市場が両脇に広がっているのは圧巻です。そこで新鮮な生ガキ、エビを買ってすぐ食べられたり、一番奥では海鮮を網で焼いて食べる「浜焼き」もリーズナブルに味わえます。

 施設は2階建てで、1階には海産物店やお土産品店、多くのお食事処。中には「かりんとうまんじゅう」「凍み天」「巨大なプレス煎餅」など海鮮以外にも気になるグルメが味わえ、2階にもレストラン、「3.11いわきの東日本大震災展」の展示を行っており、津波被害を乗り越えた浜通り地方最大級の観光施設として過去の災害のことを後世に伝えています。

 グランドオープンに向けて24時間利用可能な大型トイレの設置や館内外サインの改修も行われ、道の駅としての機能も充実。新店舗「あじフライの右京」の開業とともに、これまで以上に魅力的なスポットとして生まれ変わります。道の駅として新しくスタートを切ることで大きな注目と賑わいが期待されています。

advertisement

著者:全国800か所の道の駅を巡った道の駅YouTuber だんぺい&スーザン

YouTubeチャンネルはこちら。拝啓、道の駅から/だんぺいとスーザン

 「さんまのポーポー焼き」や館内の詳しい様子は以下よりご覧ください!

これがさんまのポーポー焼きだ!

動画で見る

入り口には大きな看板が立っています。

今回はこちらで浜焼きを食べました。

1階には沢山の店舗が並んでいます。

活気あふれる海鮮市場が広がっています。

新鮮な海鮮をその場で食べられます。

海鮮の浜焼きも楽しめます。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連タグ

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.