「新幹線にすぐ乗れる」東京都“品川駅”周辺の住み心地は？　「麻布、六本木、恵比寿あたりなら歩いて帰れる」「家賃や物価が高いので少しつらい」

　東京都内でも屈指の交通ハブとして知られる品川駅。複数の鉄道・新幹線・空港アクセスがそろっており、どこへ出かけるにも移動がスムーズな街として高く評価されています。本記事では、ライフルホームズの「まちむすび」をもとに、品川駅周辺の住み心地を紹介します。

（出典：LIFULL HOME’S まちむすび 品川駅）

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筆者：うすしお味

雑食ゆるライター。登山とゲームと体に悪そうな食べ物が好きです。

「品川駅」周辺の住み心地は？

　東京都港区にある品川駅周辺は、東京でも屈指の交通の要所として知られています。新幹線をはじめ、JR各線、京急線、モノレール、さらには羽田空港へのアクセスも抜群で、「どこへ行くにも便利」という点で住民からの評価が非常に高いエリアです。実際に住んでいる人へのアンケートでも、「複数の鉄道路線や駅が利用可能」が印象ランキングの1位に挙がり、「電車移動の利便性を重視する人」に向いている街とされています。

　交通の利便性に加え、「治安が良い」「街に清潔感がある」という声も多く、都心のターミナル駅周辺としては落ち着いた雰囲気を保っているのが特徴です。特に港南エリアでは、歩道が広く整備され、夜道も安心して歩ける環境が整っています。高層マンションが立ち並ぶ一方で、大学のキャンパスや運河沿いの散歩道、公園などもあり、都会にいながら「空を広く感じられる」という意見もありました。

　加えて、品川は教育や子育ての環境も充実しています。習い事や塾などの選択肢も多いことから、子育て世代からの支持も一定数あるようです。また、高輪エリアでは寺社仏閣や緑も多く、穏やかな空気を感じられるのも魅力のひとつです。

　実際に住んでいる人からは、「すぐ新幹線に乗れる」「深夜でもタクシー代が安く、麻布、六本木、恵比寿、浜松町あたりなら歩いて帰れる」「交通の便がいい。新幹線も飛行機も使える」「家賃や物価が高いので少しつらいが、環境はすごくよく満足している」「交通至便で、小中学校、児童館や図書館など公共施設が充実している」「都心だが、ゆとりもあり、暮らしやすい」「治安が良く落ち着いて暮らすことができている」といった声があがっていました。

　一方で、「買い物や食事のできるところがもっと増えたらうれしい」「買い物にはやや不便だと思う」「高速道路やモノレールが近接していることで、騒音がきになることがある」といった意見も見られました。

　次のページでは、「20代の都民が選ぶ住んでみたい憧れの区ランキング」を紹介します。