豊かな自然と都市機能が調和する三重県。県内には、古い地名の名残や地域固有の響きを持つ市町村が点在しています。
ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、全国の男女を対象に「地元民しか読めないと思う三重県の市町村」というテーマでアンケート調査を実施しました。
多くの人から「地元民しか読めない」とされたのは、三重県のどの市町村だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
調査概要
| アンケート実施日 | 2025年11月19日 |
|---|---|
| 調査対象 | 全国の男女 |
| 有効回答数 | 897票 |
「地元民しか読めないと思う三重県の市町村」ランキング
第2位:員弁郡東員町

第2位は、得票率13.0%の「員弁郡東員町(いなべぐんとういんちょう)」でした。
三重県の北部に位置する東員町は、名古屋市から30キロメートル圏内にあり、交通の便にも優れる生活しやすいエリアです。町の中央には員弁川が流れていて、稲作を中心とした田園が広がっているところも特徴。2004年にオープンした「中部公園」では、大型遊具やパークゴルフ場、バーベキュー施設なども楽しめるため、多くの人でにぎわいを見せています。
東員町の地名の由来には諸説ありますが、1954年に員弁郡の神田村・稲部村・大長村が合併し、東員村が誕生したことにちなむとする説が有力なようです。なお、員弁郡に属していた他の市町村は2003年に合併して「いなべ市」となったため、東員町は員弁郡に属する唯一の町となっています。
第1位:南牟婁郡紀宝町

第1位は、得票率13.9%の「南牟婁郡紀宝町(みなみむろぐんきほうちょう)」でした。
三重県の最南端に位置する紀宝町は、「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録された川の参詣道「熊野川」や、「七里御浜」などを有する自然環境に恵まれたエリアです。電車を利用すれば名古屋市から約3時間、大阪市から約4時間でアクセスできるほか、東京からは高速バスも利用できます。町の南東部には住宅地や商業地が広がり、港湾を活用した製紙工場や製材工場などが立地していることも特徴です。
郡名に含まれる「牟婁(むろ)」という難しい漢字に、さまざまな読み方が考えられる「紀宝町」の名前が組み合わさっているところも、地元民しか読めないとされた要因かもしれません。
ランキングの全順位は、以下からご覧ください!
第28位:志摩市

第28位:熊野市

第26位:伊勢市

第26位:四日市市

第25位:津市

第21位:三重郡朝日町

第21位:いなべ市

第21位:鈴鹿市

第21位:松阪市

第19位:亀山市

第19位:桑名市

第17位:鳥羽市

第17位:名張市

第16位:伊賀市

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