【コバルト文庫】あなたが思う80年代の名作は?【投票実施中】
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「青春を考えるヴィヴィッドな文庫」というキャッチフレーズで創刊したコバルト文庫。1980年代には不朽の名作が数多く誕生し、少女小説ブームを起こしました。実はコバルト文庫出身という作家も少なくありません。
そこで今回は、「80年代に刊行されたコバルト文庫で、あなたが名作だと思うのは?」というアンケートを実施します。あなたの愛読書やお気に入りの1冊を教えてください。それでは、集英社の「コバルト文庫創刊40周年特集」に掲載されている3作品を紹介します。
「なんて素敵にジャパネスク」シリーズ 氷室冴子
1984年にスタートした「なんて素敵にジャパネスク」シリーズ。コバルト文庫の看板作家「コバルト四天王」の1人に位置付けられている氷室冴子さんの作品で、平安時代を舞台とするラブコメディーです。おてんばな姫君の宮廷ライフを主軸に、恋愛や家族関係など、思春期の少女が抱える悩みを描いています。多くの読者の支持を得た人気作です。1986年に富田靖子さん主演で実写ドラマ化されたほか、漫画化もされています。
「丘の家のミッキー」シリーズ 久美沙織
1984年にスタートした「丘の家のミッキー」シリーズは、コバルト四天王の1人である久美沙織さんの作品。家庭の事情で都心から郊外へと引っ越すことになった主人公・浅葉未来が、新しい環境で自分自身を見つめなおす物語です。転校先でのカルチャーショック、うまく周囲に溶け込めないジレンマなど、未来の心理が繊細に描写されています。
「放課後」シリーズ(「放課後のトム・ソーヤー」他) 日向章一郎
1988年にスタートした「放課後」シリーズ。ユーモアミステリーを得意とする日向章一郎さんの作品で、高校生のケンイチとミサコがさまざまな事件に遭遇しながら、徐々に仲を深めていくお話です。事件の謎解きだけでなく、2人のやりとりも見どころとなっています。
あなたが一番好きな80年代のコバルト文庫の作品は?
少女小説の歴史を作ってきたコバルト文庫。少女たちに夢と希望を与えるだけでなく、読書の楽しさも伝えてきました。夢中になって読んでいたという人も多いのではないでしょうか。
今回のアンケートでは、80年代にシリーズ第1作が刊行されたものの中から、話題作やヒット作を中心に選択肢をピックアップしました。あなたが名作だと思う作品に投票してください。選択肢にない作品を選びたい場合は、「その他」に投票の上、コメント欄で作品名を教えてくださいね。
また、作品の好きなポイントや好きなフレーズ、感想などもコメント欄にお寄せください。それではアンケートへのご協力よろしくお願いします!
コメント欄の書き方
「その他」を選んだ場合や、自由回答形式の場合は、以下の方法でコメント欄に【1】「投票したい項目」と【2】「その理由」を記入してください。
(例)
【1】夢のつづきはかためを閉じて(投票したい項目)
【2】友達から借りて夢中になって読んだ本!(その理由)