【コバルト文庫】あなたが一番好きな90年代の作品は?【人気投票実施中】

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 1976年に創刊を開始したコバルト文庫。少女小説のパイオニアとして、数々の名作を世に送り出してきました。1990年代には実力のある新人作家が次々とデビューし、黄金期を迎えます。

 そんなコバルト文庫について、今回は「90年代の作品であなたが一番好きなのは?」というアンケートを実施します! 青春時代、あなたが夢中で読んだ小説を教えてください。まずは、数ある名作の中から集英社の「コバルト文庫創刊40周年特集」に掲載されている著名なシリーズを4つご紹介します。

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「炎の蜃気楼」シリーズ 桑原水菜

 「炎の蜃気楼」シリーズは、桑原水菜さんのデビュー作です。怨霊となった武将たちと、それを調伏する役目を負った主人公たちとの激戦と愛憎劇を描いたサイキック・アクションです。主人公である景虎、彼に複雑な感情を抱く直江、2人の主従関係が大きな見どころとなっています。ジェットコースター的なストーリー展開が好評を博し、ボーイズラブや歴女ブームの火付け役となりました。

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「星座」シリーズ(「牡羊座は教室のほしつかい」他) 日向章一郎

 「星座」シリーズは、日向章一郎さんの代表作の1つ。大野ノリミが一目惚れした青年が、実はノリミが通うことになる高校の新任教師・麦倉だったことが判明し、その後二人の周囲で起きるさまざまな事件を、麦倉先生が星座占いを使って解決していくというユーモアミステリーです。事件を通じて深まっていく二人の仲も見どころのひとつ。学業にも恋愛にも一生懸命な大野ノリミの姿は、多くの読者の共感を集めました。

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「マリア様がみてる」シリーズ 今野緒雪

 今野緒雪さんの「マリア様がみてる」シリーズは、私立リリアン女学園高等部を舞台とする青春学園もの。主人公の福沢裕巳は、多くの生徒のあこがれの存在である「紅薔薇のつぼみ」こと小笠原祥子から声をかけられたことをきっかけに学園生活が一変していきます。女子生徒同士の特別な感情を丁寧に描いた話題作として読者層が拡大。メディアミックスも行われており、コバルト文庫の中では珍しく男性ファンも多い作品です。

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「ちょー」シリーズ(「ちょー美女と野獣」他) 野梨原花南

 「ちょー」シリーズは、野梨原花南さんを一躍有名にした出世作。魔法で獣に変身するトードリア国王子・ジオラルドと、人間よりも獣が好きなジェムナスティ国の王女・ダイヤモンドを中心に描かれる冒険ファンタジー。愛の誓いによって獣から人間に戻ったジオラルドを見て、ダイヤモンドはもう一度自分好みの獣の姿に戻そうと、彼を連れてトードリア国を目指します。シリーズ序盤はラブコメ要素が強めですが、徐々に物語の厚みが増していきます。

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あなたが一番好きな90年代のコバルト文庫作品は?

 長きにわたり多くの読者の心を掴んできたコバルト文庫。今回のアンケートでは、1990年代にシリーズ第1弾が刊行された小説の中から、集英社の「コバルト文庫40周年」のプレイバックに作品名が載っているものを選択肢としてピックアップしました。ぜひ、あなたが大好きな一作に投票してください。作品のお気に入りポイントや好きなシーンなどものコメントもお待ちしております!

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