死後の世界を信じる人が多い国ランキング! 第1位はバングラデシュ【2017~2020年度版】
突然ですが、みなさんは死後の世界を信じていますか? 宗教や文化によって、死後の世界を信じている人の多い国、はたまた死後の世界などまったく信じないといった人が多い国もあります。
今回は、世界規模で国単位の価値観を定点観測する「World Values Survey(世界価値観調査)」のデータに基づき、死後の世界を信じる人が多い国ランキングを紹介します! 「死後の世界がどのようなものか」といった内容は質問に含まれなかったものの、各国の宗教や文化の特徴が色濃く出たランキングとなりました。まずはTOP3を解説します。
(出典:World Values Survey)
第2位:トルコ
同率2位にランクインしたのは、トルコでした。調査対象のうち91.8%が死後の世界を信じていると答えています。
トルコの人々の大半が信じているのはイスラム教(スンニ派、アレヴィー派)。イスラム教には死後の世界を信じる一面があり、人々は死後の幸せのため、生前に規則正しく礼拝する毎日を送ります。コーランによると、人が死ぬと魂は体から離れるものの、終末のときが来れば元の体と再び結びつき、生きていたときの姿に戻るとされています。このような復活の概念も影響して、死後の世界を信じている人が多いようです。
第2位:ヨルダン
第2位には、ヨルダンがランクインしました。こちらも、調査対象のうち91.8%が死後の世界を信じていると答えています。
サウジアラビアやイラク、シリアなどの中東諸国に隣接し、北海道とほぼ同じ面積のヨルダン。国民の9割以上が、死後の世界の存在を信じるイスラム教を信仰していることが理由だと考えられます。また、キリスト教の聖地エルサレムのあるイスラエルにも近く、キリスト教信者も約10%程度居住しています。
第1位:バングラデシュ
第1位にランクインしたのは、南アジアの国バングラデシュでした! バングラデシュでは調査対象のほぼ全員、98.8%が死後の世界を信じると回答しています。
バングラデシュは、日本の4割ほどの国土面積にもかかわらず、1億6000人以上の国民が暮らす高人口密度の国。国民の約9割がイスラム教を信仰し、その他にもヒンドゥー教、仏教、キリスト教など、いずれも死後の世界を信じる宗教が信仰されています。それぞれの信者が争うことなく、平和的に共存していることも特徴的です。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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