ねとらぼ
2025/12/16 18:40(公開)

“無”を着るってどういうこと? ワークマンの“防寒アウター”が想像以上だった 「風を全く通さない」「外気から守られてる感じ」

 ワークマンの「エックスシェルター」シリーズが、「“無”を着ている」「私が求めていたのはこれだった」などと話題になっています。

 本記事では、2025年9月に行われた秋冬新製品発表イベントで、筆者が実際に「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」を着用した感想を、購入者の声とともに紹介します。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

advertisement

「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」とは

画像:ワークマン

 ワークマンの「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」は、サーモメーターで衣服内温度をチェックできるジャケット。新開発の断熱シートにより、従来品よりも高い断熱性を保つ仕様で、肌寒い日から本格的に寒い日まで、長く着まわせる一枚となっています。断熱シート自体にもストレッチ性があるので動きやすいのも特徴です。

 これまでの「エックスシェルター」シリーズの素材は「α(アルファ)」とされ、薄くて軽い断熱シートを使用し、透湿性に優れムレにくいのが特徴。今回新開発された「β(ベータ)」は保温性・断熱性がより高く、ストレッチ性があるので動きやすいのが特徴です。それにより衣服内温度を快適に保つため、たとえば気温20度ほどで暖かい日にも着用でき、朝晩に5度まで気温が下がったとしても、これ一枚で快適に過ごせるというわけです。

 さらに、急な小雨でも安心の耐久撥水で、大容量のポケットやファスナーポケットなど収納力もばっちり。シンプルながらも洗練されたデザインで、オンオフ問わず着まわせそうです。また、これだけの機能性で税込2900円という価格も驚きです。

advertisement

購入者の声

 公式サイトのレビューやSNSでは「風を通さず、かなり暖かいです」「屋外でも全く冷気を感じない所がいい」「レビュー評価が良かったので購入。思った以上に暖かく良いです。風を通さないし、雨にも強いので、ゴルフの時も重宝してます」「やっと買えました。薄いけど暖かい。デザインもいい」「価格以上の品質だと思います」「噂通り本当にあったかくて、外気から守られてる感じがする」「車の運転をする時も脱いだり着たりが面倒なので、できるだけ薄手で暖かい物が欲しくて購入。思った通り軽い着心地でゴワつかず動きやすいです。何より風を通さず蒸れたりする事もなく快適です」「電車内で脱がなくてもいいアウター。私が求めていたのはこれだった」など絶賛する声が集まっています。

 一方で「普段よりワンサイズ大きめで丁度良かった」「タイトな作り」という声も見られたため、ワンサイズ上げるのがいいかもしれません。

 また、同シリーズの「エックスシェルター(R)断熱α防水防寒ジャケット」についても、SNSで「“無”を着ている」という声があり、話題になっています。

advertisement

実際に着用して「無」を体験してみた

 ワークマンのイベント会場内に設置された「暖冬」コーナーでは、寒暖差対策として、エックスシェルターシリーズを着用して気温約25度を体感できるようになっていました。2024年12月の東京都心の気温は、寒暖差が10度以上の日が約半分あったとのこと。気温差が10度以上あると、何を着ればいいのか困ってしまいますよね。そんなときに役立つのが「エックスシェルター」です。

「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」を着て25度を体験!

部屋の中に設置されたたくさんの電球
見えにくいけど気温は約26度

 電球版の前に立ってみると、当然ですが暖かい。むしろ顔や頭、下半身(私服)は暑い。でも不思議なことに、エックスシェルターを着ている上半身は何も感じません。

サーモグラフィでチェックすると“無感覚”が一目瞭然!

エックスシェルターを着ている部分は外気温の影響がほぼない

 お借りしたサーモグラフィで温度を見てみると、むき出しの頭部や私服を着ている下半身は温度が高いことがわかります。しかし、エックスシェルターを着ている上半身は黒色のまま……。このことからも、外気温に影響を受けにくく、衣服内の温度が快適に保たれていることがわかりますね。

「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」を着てみた感想

 今回実際にアウターを着て25度を体験したことで、エックスシェルターシリーズが「究極の無感覚状態で衣服内を快適に保つ」というのが本当だと実感できました。まさに“無を着る感覚”なのです。

 2025年12月16日時点での一週間予報では全国的に気温が上がると予想されており、地域によっては20度近くになるところもあるそうです。日中20度で夜に0度まで気温が下がっても、エックスシェルターが一枚あれば快適に過ごせそうですね。

 「エックスシェルター」シリーズはオンラインストアで販売終了している商品が多いものの、まだカラー・サイズによっては店頭在庫がある模様。まずは最寄り店舗の在庫をオンラインでチェックしてみるのがよさそうです。

 次のページからは、「無感覚体験」の画像と「エックスシェルター 断熱βライトウォームジャケット」詳細画像と、ワークマンの「アウトドアアイテム」人気ランキングを紹介します!

Copyright © ITmedia Inc. All Rights Reserved.