第10位:「ざ・ちぇんじ!」 氷室冴子
第10位は、「ざ・ちぇんじ!」。得票数は144票でした。
1983年発行の「ざ・ちぇんじ!」は、氷室冴子さんの作品。平安時代を舞台に、異母姉弟の綺羅姫・綺羅君がそれぞれ性別を逆転した状態で成人を迎えた状態で貴族社会を生きていく様子を描いています。平安に成立した「とりかへばや物語」をベースとした波乱万丈な物語が人気を博し、1987年には漫画化もされました。
第9位:「クララ白書/アグネス白書」 氷室冴子
第9位は、「クララ白書/アグネス白書」。得票数は190票でした。
「クララ白書/アグネス白書」は、氷室冴子さんの小説シリーズ。北海道にある女子校の寄宿舎、クララ舎とアグネス舎を舞台に、仲良し女子3人組の活躍を中心に描いています。クララ白書では女子たちの友情、アグネス白書では登場人物たちの恋模様など、それぞれ異なる雰囲気のストーリーが展開されていました。
第8位:「ユメミと銀のバラ騎士団」シリーズ(「月光のピアス」他) 藤本ひとみ
第8位は、「ユメミと銀のバラ騎士団」シリーズ。得票数は217票でした。
1989年に刊行した「ユメミと銀のバラ騎士団」シリーズは、藤本ひとみさんの作品です。5人の高校生たちを中心とした、「三宇宙四聖霊の聖物」を巡る冒険と恋愛を描いています。メディアミックスも展開され、1991年にはアニメ映画が公開されています。また、2013年には加筆を行ったリメイク版が別の出版社より刊行され、およそ20年ぶりの新作発売となりました。
第7位:「なぎさボーイ/多恵子ガール」 氷室冴子
第7位は、「なぎさボーイ/多恵子ガール」。得票数は223票でした。
「なぎさボーイ/多恵子ガール」は氷室冴子さんの作品。背が低くて童顔であることを気にしているシャイな少年・なぎさと、その幼馴染の明るい少女・多恵子、それぞれの視点で描かれる青春ラブコメディ作品です。のちに2人の友人である北里の視点で描かれた物語「北里マドンナ」も発表されています。
第6位:「破妖の剣」シリーズ 前田珠子
第6位は、「破妖の剣」シリーズ。得票数は297票でした。
「破妖の剣」シリーズは、1989年のシリーズ開始から2017年まで続いた、前田珠子さんのロングラン作品です。魔性と呼ばれる存在に人々が脅かされる世界で、破妖刀をもって魔性に立ち向かう半人半妖の少女を中心に、その戦いと恋愛を描いたストーリーが人気を博しました。本編と外伝合わせて51冊が刊行、シリーズ累計400万部を突破しています。
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