シンガーソングライターとしてデビューし、その後は俳優としても活躍の幅を広げている松下洸平さん。2021年10月から放送予定のドラマ「最愛」にも出演が決定しており、楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。

　そこで2021年9月27日から2021年10月4日までの間、ねとらぼ調査隊では「松下洸平さんの出演ドラマで好きな作品は？」というアンケートを実施していました。

　今回のアンケートでは計1837票の投票をいただきました。たくさんのご投票、ありがとうございます！　それではランキングの結果を見てみましょう。

第10位：ホーム・ノット・アローン

　第10位は「ホーム・ノット・アローン」でした。2020年にNHKにて放送されたショートドラマで、コロナ禍により全編リモートワークで制作が進められました。外出自粛が続く中、間違い電話をきっかけに出会った男女がだんだんと距離を縮めていく姿を描いています。松下さんが演じたのは、休業中の居酒屋の店長。温かみのあるストーリーとなっており、心がほっこりしましたよね。

第9位：捜査会議はリビングで！シリーズ

　第9位は、「捜査会議はリビングで！シリーズ」。NHKのBSプレミアムで放送された作品で、2018年と2020年に放送されました。警察の特殊班に所属する女性刑事と、カリスマ主夫として知られるミステリー作家の夫婦が、数々の事件や謎を解決していく「謎解き×ホームコメディー」です。松下さんは、観月ありささん演じる女性刑事にこき使われる、どこか頼りなさげな交番のおまわりさんを演じていました。

第8位：家族の裏事情

　第8位は、2013年にフジテレビ系で放送された「家族の裏事情」です。財前直見さんと沢村一樹さんがダブル主演を務めた作品で、どこにでもいるような平凡な家族・石和家が抱える秘密や偽りを、コメディタッチで描いたホームドラマとなっています。この作品で松下さんは、町工場に勤める石和家の長男・石和晴彦役を務めています。合コンで知り合った女性と交際3週間で結婚を決めますが、そこにはある理由が隠されており、石和家に波紋を広げます。

第7位：カラマーゾフの兄弟

　第7位は、「カラマーゾフの兄弟」。世界的に有名なドストエフスキーの小説「カラマーゾフの兄弟」を原作に、舞台を現代日本に置き換えた作品となっており、2013年にフジテレビ系で放送されました。松下さんが演じたのは、町の有力者である黒澤家の屋敷で使用人として働く末松進。物語のカギを握る人物で、話が進むごとにその存在感を発揮していましたよね。

第6位：トクボウ 警察庁特殊防犯課

　第6位は、2014年に日本テレビ系で放送された「トクボウ 警察庁特殊防犯課」でした。警察庁生活安全局特殊防犯課、通称「トクボウ課」を舞台に、伊原剛志さん演じる朝倉草平が、法では裁けない悪人たちを「矯正執行」の名のもとに愛用のロープを使って断罪していきます。松下さんが演じたのは、所轄署の真面目なヒラ刑事で朝倉の秘書のような存在として振り回される辻恵一。朝倉に反発しながらも特殊防犯課を手伝い、違法捜査やおとり捜査などの無茶な要求に付き合わされる姿は、どこかかわいらしかったですよね。

第5位：知ってるワイフ

　第5位は、フジテレビ系で2021年に放送された「知ってるワイフ」。韓国の同名ドラマを日本を舞台にリメイクしたもので、大倉忠義さんが主演を務めました。ヒステリックな妻・澪との関係に疲れた主人公の銀行員・剣崎元春が、奇妙な男と出会ったことからタイムスリップして過去をやり直すというストーリーで、松下さんは元春の同期で親友の津山千晴を演じました。元春のタイムスリップ後も親友としての関係は続いていましたが、澪をめぐって決裂。元春に激しい怒りを見せるシーンには、惹きつけられましたよね。

第4位：MIU404

　第4位となったのは、「MIU404」。2020年に放送された作品で、綾野剛さんと星野源さんが演じる警視庁の第4機動捜査隊に所属するバディを軸にした作品で、魅力的な登場人物や社会問題に切り込んだストーリーが評判を呼びました。松下さんは第2話にゲスト出演しており、ハウスクリーニング会社で真面目に働いていた加々見崇を熱演。殺人事件の容疑者として、悲しい過去を持つ夫婦を人質にしながらある場所に向かって逃走を続けた加々見の姿はとても印象的です。

　コメント欄では、「加々見君がせつなくてとても好きでした。1話だけですごいインパクトでした」「私を完全な洸平沼に落としたのは加々見くんのあの縋るように泣いた切ない姿でした。なんてきれいに泣き感情が伝わる人なんだろうって本当に度肝を抜かれた……」といった声があがっていました。

第3位：ふなっしー探偵

　第3位は、「ふなっしー探偵」でした。ゆるキャラのとして知られる「ふなっしー」が初主演を務めたドラマで、2016年にフジテレビ系で放送されました。ふなっしーが探偵として、アンジャッシュの児嶋一哉さん演じる刑事・平塚平助を相棒に連続爆破事件に立ち向かっていくというストーリーとなっています。この作品で松下さんは、平塚の後輩刑事役として出演。トレンディエンジェルの2人が扮する制服警官などと共に、爆破事件の解決に奔走していました。

第2位：リモラブ 〜普通の恋は邪道〜

　第2位となったのは、「リモラブ 〜普通の恋は邪道〜」。2020年に日本テレビ系で放送されたドラマで、コロナ禍による「ソーシャルディスタンス」の時代を舞台に、SNSの恋を描いた作品です。松下さんが演じたのは、波瑠さん演じる主人公の産業医・大桜美々と同じ会社で働く青林風一。素朴な優しさが魅力的で、手探りでじわじわと関係を深めていく2人にやきもきした人も多かったのでは？

　コメント欄でも「リモラブで初めて松下洸平さんの存在を知りました。まず顔に惹かれ、スタイル、手、声、演技に惹かれ、あおちゃん沼にハマってしまいました」「リモラブでのあおちゃんがまたとっても魅力的で……。続編が観たいドラマだし、またあおちゃんに会いたいと思っているので」との声があがっていました。

第1位：スカーレット

　そして第1位は、「スカーレット」でした！　2019年から2020年にかけて放送されたNHKの「朝ドラ」101作目。ヒロインの喜美子を戸田恵梨香さんが演じ、陶芸に情熱を燃やす女性を熱演していました。この作品で松下さんが演じたのは、喜美子の夫となる十代田八郎。誠実で穏やかながら、たまに見せる男らしさが人気となり、SNSでは「八郎沼」というハッシュタグが生まれるなど大きな反響を呼びました。

　コメント欄でも「見事に八郎に命を吹き込んでくれました。青年期から50歳代まで演じ分けが素晴らしかったです」「セリフのない時も表情や涙、苦悩など、繊細な心の機微、そして年齢を重ねた時の、ほんまにお父ちゃんな感じ、生きる八郎さんがそこにいてるようで、素敵な役者さんやなと大好きになりました」 「陶芸をしている所作や手元の美しさ、ふとした表情や目線から伝わる感情。気がつけば八郎さんから目が離せなくなっていました」など、熱い声が多数寄せられていました。

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※ 今回のアンケートで投票選択肢となっていた「最愛」については、放送前の作品のため結果より除外いたしました。なお、得票数は20票でした。