第9位:秋田県
第9位には、同率で3県がランクイン。1県目は秋田県でした。県内には「乳頭温泉郷」をはじめとして、「男鹿温泉郷」や「小安峡温泉」などがあります。「乳頭温泉郷」は乳頭山麓に点在する七湯を総称したもので、それぞれが独自の源泉を持っていることから、泉質も効能も異なっているのが特徴。7軒の宿泊施設で入浴できる「湯めぐり帖」が宿泊者限定で販売されており、七湯めぐりも楽しめます。
第9位:鹿児島県
第9位となった2県目は、鹿児島県でした。環境省による「令和元年度温泉利用状況」によると、鹿児島県内の源泉数は2749カ所となっており、全国2位の数を誇ります。そんな鹿児島の二大温泉地といえば、砂むし温泉で知られる「指宿温泉」と、硫黄泉をはじめとする個性的な湯が湧く「霧島温泉」。どちらも鹿児島市内から車で約1時間と、アクセスが良いのも魅力です。
第9位:熊本県
第9位の3県目は、熊本県でした。熊本県内で湧く温泉には全10種類の泉質のうち8種の泉質があり、「泉質のちがう湯めぐり」を楽しめるのが魅力。特に「美肌作用」をもたらす泉質が多いことから、熊本県では「くまもっと湯美人」を合言葉に、県内で楽しめる美肌の湯を紹介しています。熊本発祥とされる、完全プライベート空間で温泉をじっくり楽しめる「家族湯」も人気です。
第8位:石川県
第8位となったのは、石川県。良質な温泉の宝庫として、根強い人気を誇る石川県の温泉。「和倉温泉」や「一里野温泉」などさまざまな温泉がありますが、なかでも「加賀温泉郷」は山代・山中・片山津・粟津という4つの温泉地で構成される北陸屈指の温泉郷。半径約8キロの範囲にあり、それぞれ魅力的なお湯や風景を楽しめます。また、金沢市の「湯涌温泉」はアニメ「花咲くいろは」で舞台となった温泉地のモデルとなったことから、作品内で描かれたお祭りを再現した「湯涌ぼんぼり祭り」を開催していることでも知られています。
第7位:兵庫県
第7位には、兵庫県がランクイン。兵庫県の温泉地としては、「日本三古湯」の一つに数えられるほど歴史が古く、豊臣秀吉も愛したと伝わる「有馬温泉」や、『城の崎にて』など多くの文学作品に登場する「城崎温泉」などがあります。「城崎温泉」は2020年で開湯1300年を迎えた古くから愛される温泉で、個性的な7つの外湯(共同浴場)を楽しめます。
第6位:長野県
第6位は、長野県でした。長野県には環境省の定めた「療養泉」に分類される10種の泉質が全てそろっており、温泉天国ともいえるスポット。そんな長野の温泉といえば、温泉街に点在する13の外湯をめぐることのできる「野沢温泉」などが有名。中でも“信州の鎌倉”とも呼ばれる「別所温泉」は信州最古と伝わる温泉地で、美人の湯としてもおなじみです。また「地獄谷野猿公苑」では、世界で唯一温泉に入るサルを見ることができ、国内外の観光客が訪れています。
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