「1990年代の国産オープンカー」であなたが一番好きな車種はどれ?【人気投票実施中】
バブル景気に沸いた1990年代は、華やかなスポーツカーが多く発売された時代でした。中でもルーフ(屋根)のない「オープンカー」はひときわ目立つ存在であり、憧れの的とされていました。
そこで今回は、「『1990年代の国産オープンカー』であなたが一番好きなのはどれ?」というテーマでアンケートを実施します。数多くの名車が発売された90年代の車種から、5つのモデルを紹介します。
トヨタ セリカ コンバーチブル
「トヨタ セリカ コンバーチブル」は、もともと1985年から1989年まで販売されていた4代目セリカ(T160型)をベースに改装した受注生産モデルとして誕生。改装は米国のASC社が担当し、日本に逆輸入する形で生産されていました。その後、1990年代には、5代目セリカ(T180型)および、6代目セリカ(T200型)をそれぞれベースとしたコンバーチブルタイプが販売されていました。
余談ながら、筆者は同様の工程を経て発売された「サイノス コンバーチブル」に乗っていましたが、雨の日は右半身がずぶ濡れになっていました。
日産 フェアレディZ コンバーチブル
「日産 フェアレディZ コンバーチブル」は、4代目フェアレディZ(Z32型)の派生車種として誕生したモデルで、1992から1998年まで販売されていました。モーターショーで参考出品されたモデルが評判を呼び市販化されたものですが、急遽製造したため、オープン時にはBピラーが残っているデザインとなりました。幌は手動式で、重量はクーペ版から50kg増で押さえられています。エンジンは230PSを発生するV6 3000ccNAのみで、ターボの設定はありませんでした。
ホンダ S2000
「ホンダ S2000」は、1999年に販売されたオープンタイプのスポーツカーで、ホンダが製造するFR車としては29年ぶりのモデルで注目を集めました。オープンボディーでありながらも、250馬力という2リッターのNA車としては脅威的なパワーのエンジンが搭載され、生産終了後も高い評価を得ています。 なお、軽量化を実現するため、ボンネットとトランクフードにはアルミ素材が採用されています。
ユーノス ロードスター
「ユーノス ロードスター」は、1989年にマツダのユーノス店から発売されたオープンカーです。発売初年には国内で9307台を販売、翌年は世界で9万3626台を販売してスポーツカーとしては大ヒットしました。また、2000年には生産累計53万1890台を達成し、「世界で最も多く生産された2人乗り小型オープンスポーツカー」として、ギネスブックの認定を受けました。現在は「ユーノス」の名称は外されたものの、マツダを代表するスポーツカーとして、4代目となる現行車種が販売されています。
三菱 エクリプス スパイダー
「三菱 エクリプス スパイダー」は、三菱自動車工業の米国法人、ダイアモンド・スター・モーターズが生産し、日本へ逆輸入する形で販売されたオープンカーです。1994年から1999年まで販売された2代目エクリプス(D32/38A型)をベースとしており、前輪駆動モデルのみがラインアップされ、2.4LのGSまたは2.0LのGS-Tのいずれかが選択できました。なお、2代目エクリプスは映画「ワイルド・スピード」に登場したことで一躍人気となったことでも知られています。
まとめ
ここまで1990年代に活躍した日本のオープンカーから5車種を紹介しました。選択肢には90年代のオープンカーを14車種用意していますが、もしも選択肢にないオープンカーに投票したいという場合は「その他」を選択のうえ、コメント欄に車種名と投票理由をお書きください。
また、各モデルの魅力的なところや、「乗っていた」「憧れていた」など発売されていた当時の思い出もぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!
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