今すぐできる熱中症対策! 「マスクコード+冷感タオル」や「シャツの裾を出す効果」がTwitterで話題に
連日の猛暑が続く中、熱中症で搬送される患者数が急増しています。今回は、Twitterで盛り上がっているハッシュタグ「#熱中症対策」の中から、特に注目を集めている投稿をピックアップしてご紹介しましょう。
当記事では、Twitter社が定める「ユーザーの権利およびコンテンツに対する権利の許諾」に基づいてツイートを利用しています。
「シャツの裾を出す」だけで熱中症リスク減
まずは、シャツの裾をズボンの中に入れた「シャツイン」と、外に出した「シャツアウト」の温度差について触れたツイート。体操着のシャツを入れた場合と出した場合で、運動後の体表温をサーモグラフィで比べたところ、入れた場合のほうが4度も温度が高かったと言います。
これは群馬県前橋市の中学校教諭・富田尚道氏が2018年に発表した内容で、体操着の裾を入れる指導をしている学校関係者などから大きな反響があったとのこと。「シャツの裾を出すのはだらしない」と考える人は多いですが、出すだけで熱中症リスクを下げられるなら再考の余地はあるのではないでしょうか。
マスクコード+冷感タオルの組み合わせ
続いては「息子の熱中症対策はマスクコードに冷感タオルのフル装備でお出かけしてます」というツイート。マスクコードとは、マスクを首から提げられるようにするための紐のことです。首からメガネを提げる「グラスコード」のような見た目を想像すると分かりやすいでしょうか。
高温多湿の環境下でマスクを着け続けることによる「マスク熱中症」のリスクが叫ばれる中、周囲に人がいない状況ではマスクを外すことを厚労省も推奨しています。外すときに耳に掛けたままずらすだけでは、風が出入りする首元を覆ってしまいますが、マスクコードがあればさらに体感温度を下げられるでしょう。冷感タオルとの組み合わせはさらに効果が高そうですね。
自宅で簡単に作れる「経口補水液ゼリー」
最後は、自宅にあるもので簡単に作れる「経口補水液」とゼリーの作り方を紹介したツイート。経口補水液とは水に食塩とブドウ糖を溶かしたもので、身体への吸収が早いため、汗を多量にかいたときなどに効率的に水分を摂取できます。
作り方はごく簡単で、基本の材料は水、砂糖、食塩のみ。これなら何も買い足さなくても、家にある材料だけで作れますね。味を足す場合はレモン果汁などの柑橘類を、ゼリーにする場合はゼラチンを使います。自作すれば経済的で、お店で買うよりもだんぜんお得です。
ハッシュタグ「#熱中症対策」には、この他にもまだまだ有用なツイートが集まっています。気になる方はぜひTwitterなどで検索してみてください。
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