あなたが好きな「黒澤明」監督作品はどれ?【人気投票実施中】
ダイナミックな映像表現と個性的なストーリー構成で世界的な評価を受けた映画監督の「黒澤明」さん。「スター・ウォーズ」で知られるジョージ・ルーカスや、スティーブン・スピルバーグも黒澤監督に多大な影響を受けていることを公言しています。
今回は、そんな日本が生んだ世界的映画監督である黒澤明さんの作品についてアンケートを実施します。「あなたが好きな黒澤明監督作品」にぜひご投票ください! まずは、黒澤監督が制作した作品から4本の映画をピックアップして紹介します。
七人の侍
1954年に公開された「七人の侍」は、アメリカで西部劇「荒野の七人」「マグニフィセント・セブン」としてリメイクされるなど世界的な評価を受けた作品です。物語は、略奪を繰り返す野武士に脅かされている村人たちが7人の侍を雇うところから始まります。寄せ集めの侍たちの村人との交流や、ダイナミックな野武士との戦いなど見どころが満載です。
椿三十郎
1962年に公開された「椿三十郎」は、黒澤映画になくてはならない三船敏郎さんが大活躍する映画です。主人公の浪人を熱演した三船さんは、わずか40秒の間に20人以上を斬り倒すなど大迫力の殺陣で作品を盛り上げました。仲代達矢さんとの決闘シーンでは、クライマックスで血が噴水の吹き上がる演出を取り入れ、多くの映画監督に影響を与えた作品です。
赤ひげ
1965年に公開された「赤ひげ」は、庶民のために懸命に働くベテランの医師と、見習い医師を通して描かれるヒューマンドラマとなっています。社会的弱者の患者たちを救うことを一番に考え、絶対に自分の信念を曲げない「赤ひげ」の姿が美しく描かれます。 主演の三船さんは、白黒映画にもかかわらず実際にひげを赤く染めて撮影に臨んでいたそうです。
夢
1990年に公開された「夢」は、黒澤監督が実際に見た夢をもとに描かれた作品です。「日照り雨」「桃畑」など8話で構成される作品でそれぞれの完成度が高く、マーティン・スコセッシやいかりや長介さんなど豪華な俳優陣が出演しています。各話の冒頭は「こんな夢を見た」という夏目漱石の『夢十夜』を連想させるような一文から始まるのが印象的です。
あなたが好きな黒澤明監督作品はどれ?
投票対象は黒澤明さんが監督を努めた30作品とします。それぞれの作品に対する思い出や好きなポイントなどもぜひコメントで教えてください! それではアンケートへのご協力、よろしくお願いします。