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登下校中の日傘禁止がSNSで議論に 「学校に禁止する権限なんてない」「手がふさがって危ないのは雨傘も同じ」などの声

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 子どもたちを登下校中の暑さから守るために日傘を持たせたら、学校から「禁止です」と注意されたという話が、SNSで議論を呼んでいます。

 今年の夏は、静岡県浜松市で観測史上最高となる41.1度を記録するなど、全国で猛暑が続いています。そんな中、熱中症対策で子どもに日傘を持たせている親御さんも少なくないようです。

 しかし、NHKの報道によると「手がふさがるから危ない」「傘がぶつかって、相手をケガさせてしまう恐れがある」などの理由から禁止している学校もあり、その対応にさまざまな声が寄せられています。

「日傘 学校」の評価は?

 SNS分析ツールで調べたところ、45%がポジティブな反応に分類されました。「日傘は効果的なので持参してって市からメール来た」「日傘いい」などの反応が見られました。一方、55%はネガティブな反応に分類されました。こちらは「日傘ぶつかって危ないって言うけど、雨傘も同じでは?」といった声が聞かれました。

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「日傘 学校」の盛り上がりは?

 8月24日から26日にかけてのトレンドです。25日にNHKが特集で報じ、盛り上がりました。26日に入ってからもSNSでのシェアなどが相次いでおり、さらに大きな話題となっています。

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「納得できない」「文部科学省が指導しなきゃ」など、厳しい声が相次ぐ

 日傘を禁止とした学校の対応には、SNSで「手がふさがって危ないなんて、雨傘だって同じでは」「日傘禁止にする権限なんて学校にはないと思うんだけど」「全然納得できない」など、厳しい意見がたくさん寄せられています。

 一方で、「ウチの子の小学校、町から生徒全員に折りたたみ日傘が配られた」「我が子の小学校はOKになった」など、使用が認められた学校もあります。このように対応がバラバラなためか、「こういう時に動けよ文部科学省」「文部科学省が学校を指導しなきゃ」といった声も聞かれます。

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 また「小学生は通学帽でいいんじゃないかな? 学校が傘の管理で苦労してるのは容易に想像できちゃう」「学校側は嫌だよ。何が起きるか分からないもの。日傘案件一つで」など、学校の対応に一定の理解を示す人も見られます。

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「とりあえずダメという大人の態度が危険」など、学校の体質を批判する声も

 また、SNSには今回の日傘禁止問題を受けて、学校の体質を変えるべきとする声も多く寄せられました。たとえば、「学校って、みんながあまりやってないことをするのはとりあえずダメってこと多い気がする」「一番危険なのは、とりあえずダメ、そしてその理由を探すという大人の態度」「非論理的なんだよね、学校の人って」といった声が聞かれます。

 一方、「日傘を認めて目を突く事故が発生したり、日傘を持っているか否かでいじめ等が発生しても学校の責任……何でも学校の責任とする風潮が良くないと思います」「子どもたちの健康を守ることが第一だって考えると日傘はOKだと思う。でも難しいのは、登下校時の責任も学校が問われること」と、学校側の心中を推し量る反応も見られます。

 ただ、何よりも大事なのは子どもの命。SNSでは「この間、初めて日傘の下に入ってみたら本当に楽だったから、使う習慣が広がるといいと思う」「初めて使ったら、日傘の中に秋を感じた。子どもにも使わせたい」など、大人・子どもを問わず、日傘が当たり前になるのを望む声も少なくありません。

 まだまだ暑さが続く夏。子どもたちが安全に登校できる合理的なルールが整備されるのを願うばかりです。

調査概要

調査期間2020年8月24日〜8月26日
調査対象Twitter
調査件数5838件(10%サンプリング)
調査キーワード日傘 学校
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正
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