「萩尾望都」さんの漫画であなたが一番好きなのは?【人気投票実施中】
日本の少女漫画界の革命児であり黄金時代を築いた漫画家の1人・萩尾望都さん。1969年に『ルルとミミ』でデビューを飾り、1975年には『ポーの一族』『11人いる!』で第21回小学館漫画賞を受賞しています。その耽美的で文学的な作風は幅広い層からの支持を集め、2019年には女性漫画家として初めての文化功労者に選ばれました。
今回は、そんな萩尾望都さんの漫画で一番好きなのはどれか、アンケートを実施します! まず、特に人気の5作品をご紹介します。
精霊シリーズ
「精霊」と呼ばれる異人種をテーマにした、作者初めてのSFシリーズ『精霊シリーズ』。いずれも1970年代に発表された、『精霊狩り』『ドアの中の私の息子』『みんなでお茶を』から成る3部作です。
シリーズで描かれている「精霊」とは、第三次世界大戦後の約1200年間で現れた謎の種族で、見た目や生活は人間とほぼ同じ。ただ、とても長生きで外見の変化もほとんどなく、それぞれに異なる超能力を持っています。そんな謎に満ちた精霊たちへ、人間は「精霊狩り」という名の迫害を行っています。
ポーの一族
18世紀初頭から21世紀までを舞台とし、西洋で有名な伝説の生き物・吸血鬼(バンパネラ)をテーマにしたファンタジー『ポーの一族』。少年の姿のまま永遠に生きる吸血鬼・エドガーが主人公です。
1972年に『別冊少女コミック』で始まった連載は、1976年にいったん完結しました。しかし2016年に40年ぶりの新作が発表され、現在でも断続的に連載が続けられています。萩尾望都さんの代表作であり、初めて掲載された当時から現在に至るまで、爆発的な人気を得ている不朽の名作です。
トーマの心臓
ドイツのギムナジウム(高等中学)を舞台とし、「人間の愛」というテーマを描いた『トーマの心臓』。1974年に『週刊少女コミック』で連載されました。舞台化や映画化のほか、萩尾望都さんファンの作家・森博嗣さんによるノベライズもされている作品です。
トーマは、主人公ユーリの通うギムナジウムにおけるアイドル的な生徒でしたが、ある日陸橋から転落死してしまいます。実はその死は自殺によるもので、しかも原因が自分自身にあると知ったユーリはショックを受けます。数日後、トーマとそっくりな転校生エーリクがやってきて……といったあらすじです。
11人いる!
1975年に『別冊少女コミック』で連載された『11人いる!』は、テレビドラマ化やアニメ映画化、舞台化といったメディア展開もされている人気作です。
名門校「宇宙大学」の入学試験最終テストで、外部とのコンタクトが取れない宇宙船に閉じ込められた受験生たちが織りなす密室劇です。人類の宇宙進出が可能となった未来が舞台のSF作品で、ミステリーや友情、恋愛など、さまざまな要素が盛り込まれています。
半神
腰のあたりで身体が繋がった、結合双生児の姉妹を描いた『半神』。1984年に『プチフラワー』で連載されました。
妹のユーシーは知的障害があり会話もままなりませんが、美しい容姿と愛らしい笑顔で周りから可愛がられています。しかし姉のユージーは、高い知能や会話能力、運動機能を持ちながらも、妹に身体の栄養のほとんどを吸われているため、髪が薄くやせ細った醜い容姿を持っていました。妹の世話を任されて自由に動けず、趣味も奪われ、妹への褒め言葉をずっと聞かされ続けるという理不尽な人生を送っていたユージーですが、13歳になり転機が訪れます。
正反対の姉妹の運命を描いたこの作品は、劇作家・野田秀樹さんに影響を与え、戯曲化・舞台化されました。
あなたが一番好きな萩尾望都さんの漫画は?
萩尾望都さんの漫画は上記以外にもたくさんあり、どれも名作ばかりです。ぜひ、投票へのご協力をよろしくお願いします! 好きな作品が選択肢にない場合は、「その他」に投票した上で作品名をお書きください。それぞれの作品についてのコメントもお待ちしております。
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