「みかん」を生産している割合が高い都道府県ランキングTOP38! 1位は「和歌山県」【2020年調査結果】

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 冬の風物詩ともいえるみかん。コタツの上にあるのを見ると、年末年始がやってきたという実感がわいてくるという人も多いのではないでしょうか?

 そんな日本文化には欠かせない「みかん」ですが、国内ではどの地域でさかんに作られているのでしょうか。今回は農林水産省の「令和2年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量」をもとに、都道府県別の「10aあたり」のみかん収量(収穫した分量)ランキングをお送りします。

 ※本ランキングは結果樹面積(果実を収穫できる果樹の面積)に対して、どれくらいの割合でみかんを育てているかを示す「10aあたりの収量(kg)」を比較したものです。各順位()内の数値は各都道府県の「10aあたりの収量(kg)」です。なお、一部都道府県はデータ非公表などによりランキング対象外となっています。また、本ランキングに使用したデータは第一報となっております。

(出典:農林水産省「令和2年産みかんの結果樹面積、収穫量及び出荷量」

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第2位:愛知県(2400kg)

 第2位は愛知県でした。10aあたりの収量は2400kgです。

 愛知県の果物産出額は全国第13位(2018年)。みかんは主に伊勢湾や三河湾などの沿岸部で栽培されており、愛知県の果物産出額の約47%を占めています(2018年)。みかんのほかにもぶどうや柿などが栽培されています。

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第2位:静岡県(2400kg)

 愛知県と同率で2位となったのは静岡県でした。10aあたりの収量は同じく2400kgです。

 静岡県は温暖な気候に恵まれており、県内各地でみかんが栽培されています。「普通温州みかん」の収穫量は全国の26%を占め、約4分の1が静岡県産です(令和2年)。静岡県のみかん栽培の歴史は江戸時代初期にさかのぼるとされ、駿府城内には徳川家康自ら植えたと言い伝えられる小みかんの樹が残っています。

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第1位:和歌山県(2440kg)

 1位に輝いたのは和歌山県でした。10aあたりの収量は2440kgです。

 和歌山県は収穫量、出荷量ともに全国ナンバーワンを誇る県で、出荷量15万1000トン、収穫量は16万7100トンにものぼります(令和2年)。和歌山では有田川町などで栽培される「有田みかん」が特に有名で、その全国生産量におけるシェアは10%近くを占めています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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