【全国学力テスト】中学生・国語の正答率が高い都道府県ランキング! 第1位は石川県!【2021年度最新調査結果】

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 文部科学省所轄下の国立教育政策研究所が行う「全国学力テスト」の結果が発表されました。このテストは全国の小学6年生と中学3年生を対象に実施しています。

 今回は中学生の国語に注目し、正答率が高い都道府県をランキング形式で紹介します。2021年度の対象人数は約90万人でした。ちなみに、前回のランキングは1位秋田県、2位石川県・福井県でした。それでは、今年の結果を見ていきましょう。

(出典元:国立教育政策研究所「令和3年度 全国学力・学習状況調査」

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第3位:東京都(67%)

 第3位は同率で2都県がランクイン。まず紹介するのは東京都。人口の多さもあり、テストの受講者が唯一7万人を超えた自治体となりました。どの問題も満遍なく平均を超えており、突出した部分はありませんが「文脈の中における語句の意味を理解する」問題では、全国平均を5.4ポイント上回る好結果となりました。

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第3位:福井県(67%)

 もう一つの第3位は福井県でした。67%で東京都と同率です。福井県では「書いた文章を互いに読み合い、文章の構成の工夫を考える」問題の正答率が80.3%と、全国平均を6ポイント上回り、無回答率も全国平均から3.6ポイント下回るという結果に。

 「生徒質問紙」の「国語の勉強は好きですか」「国語の勉強は大切だと思いますか」「国語の授業はよく分かりますか」という質問に「あてはまる」と回答した割合が、すべて全国平均を上回っていました。

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第2位:秋田県(68%)

 3位から1ポイント差で第2位となったのは、正答率68%の秋田県でした。顕著だったのは、「文章に表れているものの見方や考え方を捉え、自分の考えを持つ」問題の無回答率です。全国平均を約7%下回る17.3%でした。

 「学校質問紙」の調査でも、明らかな差が見て取れます。「授業の中で目標を生徒に示し、授業の最後に学習したことを振り返る活動を計画的に取り入れました」の質問に「良く行った」と答えた割合は、全国平均61.6%に対して、秋田県は82.6%とかなり高くなっています。

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第1位:石川県(69%)

 第1位に輝いたのは石川県でした。全国平均正答率64.6%に対し、石川県は69%でした。正答率で特に差が出たのは「文章に表れているものの見方や考え方を捉え、自分の考えを持つ」問題。全国平均を10ポイント以上も上回っています。

 また、「学校質問紙」の調査から、「国語の指導として、自分の考えが伝わるように根拠を明確に書いたり、表現を工夫して書いたりする授業を行いましたか」の質問に「よく行った」と答えた割合が52.3%と、全国平均39.7%を大きく上回っていました。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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