「耳をすませば」実写映画化に「役者がピッタリ!」など、好意的な声多数

ツイートする Tweet ツイートを見る
Share
LINE
hatena
Home

 柊あおいさんの青春恋愛漫画で、1995年にはスタジオジブリ制作のアニメーション映画にもなった「耳をすませば」。9月18日に実写映画として公開されることが発表され、ネット上で話題となっています。

 実写映画では、原作で描かれた中学生時代から10年後が舞台に。児童小説の編集者となった月島雫と、夢を追い続けて海外で暮らす天沢聖司、2人の間に生じてしまった距離を埋めるべく、雫が忘れていた“あの頃の気持ち”を取り戻す姿が描かれます。

 ストーリーは、原作の世界観を忠実に再現する【あの頃(過去)】と、オリジナルで加わる【10年後(現在)】の二重構造。月島雫役は清野菜名さん、天沢聖司役は松坂桃李さんがそれぞれ演じます。

10年後の雫と聖司を演じる清野さんと松坂さん
(C)柊あおい/集英社  (C)2020「耳をすませば」製作委員会
advertisement

「耳をすませば実写映画化」のネット上での評価は?

 SNS分析ツールで「耳をすませば 実写映画化」を解析した結果、ネット上での評価は「ポジティブ」が74%と好印象な意見が多く見られました。賛否は分かれましたが、「耳をすませば」の実写化に期待している人が多いようです。

advertisement

「耳をすませば実写映画化」の盛り上がりは?

  トレンド件数は、「耳をすませば」の実写化が発表された7時に急上昇し、8時台に約2800ツイートを超える盛り上がりを見せました。

advertisement

「好きな作品だから嬉しい」との声が大多数

 ポジティブな意見の中でも多かったのは、作品そのものに対して好意を示すツイート。「好きな作品だから嬉しい」という真っすぐなファンの声が多数寄せられています。

 主演の清野菜名さんと松坂桃李さんに対しても、「この2人ならいける」や「ピッタリ」と、期待の声が高まっています。

advertisement

「10年後の描写は……」オリジナル要素追加に不安の声。一方で「アニメ版も原作と違う」との反論

 実写映画「耳をすませば」では10年後のオリジナルストーリーを加えることが明らかになっています。ネガティブな意見の中には「思い入れのある作品だからこそ、あのまま完結してほしかった」という声が多く「エンドでカントリーロードが入る演出が良い。答え合わせはいらない」とバッサリ切り捨てる声も見られました。

 また、アニメ版「耳をすませば」が高評価であるが故に、ネガティブな意見を述べている人たちに対して「アニメ版も原作と全く違う」と、原作の10年後である実写映画への不満は筋違いであると主張する声も。

advertisement

「高橋一生さんに演じてほしかった!」との声

 ポジティブ、ネガティブな意見とは別に、アニメ映画で聖司の声を務めた高橋一生さんに、実写版でも演じてほしかったという声が相次ぎました。「天沢聖司=高橋一生」という強い印象を持っているファンが多いようです。

advertisement

まとめ

 「耳をすませば」の実写映画化についてネット上では、キャスティングや10年後というオリジナル要素で賛否が分かれました。漫画やアニメ作品の実写化が発表されるたびに、 ネガティブな意見が目立ってしまう印象がありますが、今回の調査では「耳をすませば」という作品に対しての愛を感じさせる反応が多く見られました。

調査概要

調査期間2020年1月14日
調査対象Twitter
調査件数 8356 件(10%サンプリング)
調査キーワード 耳をすませば (実写 OR 映画化)
調査方法対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析
備考実数に近づけるため件数を100%に補正

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

関連人物

関連タグ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

「映画」のアクセスランキング