「ネギ」の生産がさかんな都道府県ランキングTOP41! 1位は「北海道」の10アールあたり3430kg【2020年データ】

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 お鍋の具材や薬味など、日本の食卓に欠かせない野菜の1つである「ネギ」。全国各地に在来品種があるなど、古くから親しまれてきた食材です。そこで今回は、農林水産省が公表した「作物統計調査」より、ネギの生産がさかんな都道府県ランキングを発表します。

 データは2020年のもので、都道府県全体の収穫量ではなく、10アール(1000平方メートル)あたりの収量をランキング化しています。面積あたりの収量が多い、すなわちネギが豊富にとれる都道府県はどこだったのでしょうか。結果を見てみましょう。

(出典:農林水産省「作物統計調査」

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第3位:京都府

 第3位は京都府です。2020年のネギの10アールあたり収穫量は、2590kgとなっています。京都のネギといえば、なんといっても「九条ねぎ」が有名ですね。もともと京都の九条(現在の京都市南区)付近で栽培されていたことから、その名がつきました。甘さと香りが強いのが特徴で、通常のネギ同様「薬味」「鍋物」「和え物」「味噌汁」など幅広い料理に使えます。

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第2位:千葉県

 第2位は千葉県。2020年のネギの10アールあたり収穫量は2670kgです。もともとネギは、大都市周辺のいわゆる近郊農業の代表品目。千葉県のほかにも、茨城県(5位)・埼玉県(8位)・神奈川県(12位)と、首都圏の県が上位に並んでいます。千葉県には松戸市の特産品「矢切ねぎ」や、栽培時に海水を散布することで甘みが出るとされる「九十九里海っこねぎ」といったご当地ネギもあります。

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第1位:北海道

 そして第1位は、北海道でした。2020年のネギの10アールあたり収穫量は、2位を760kgも上回る3430kgです。ネギは本州以南では冬が旬ですが、冷涼な気候の北海道では夏でも柔らかく育ちます。通常の長ねぎよりも白い部分が長い「軟白ねぎ」や、夏に育ててさらに冬を越させる「越冬ねぎ」などといったひと味違うネギも栽培されています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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