「銭湯」の数が多い都道府県ランキング! 1位は「青森県」【人口10万人当たり / 2019年データ】
広々とした湯舟につかり、至福の時を楽しめる「銭湯」。地元住民との交流や、風呂上がりのコーヒー牛乳などを目当てに通う人も多いでしょう。そこで今回は、厚生労働省の「令和元年度衛生行政報告例の概況」と、2020年の国勢調査をもとに、「人口10万人あたりの銭湯の数が多い都道府県ランキング」を紹介します。
なお、ここでいう「銭湯」は老人福祉センターの浴場なども含む、地域住人の日常生活において保健衛生上必要なものとして利用され、物価統制令により入浴料金が統制されている「一般公衆浴場」で、ランキングデータはその施設数に基づくものです。保養や休養を目的とした健康ランド型のものや、ジムなどのスポーツ施設に併設されるものなど、「その他の公衆浴場」にあたるものは含んでいません。
(出典:厚生労働省「令和元年度衛生行政報告例の概況」、総務省統計局「令和2年国勢調査」)
第3位:大分県(13.52軒)
第3位は大分県でした。人口10万人あたりの一般公衆浴場の数は13.52軒です。
大分県といえば、湯布院や別府といった温泉地でおなじみの地域。「おんせん県」を名乗るほど温泉の多い土地柄であり、大分市内には天然温泉を使用した共同浴場や銭湯も多く見られます。
第2位:鹿児島県(17.06軒)
第2位は鹿児島県でした。人口10万人あたりの一般公衆浴場の数は17.06軒です。
鹿児島県は、温泉に恵まれた温泉王国。指宿や霧島といった人気温泉地だけでなく、街中の銭湯でも温泉が楽しめます。ちなみに鹿児島県の源泉数は全国2位で、全10種の療養泉のうち8種の泉質が湧き出していることから、療養からレジャーまでじっくり楽しめるのが魅力です。
第1位:青森県(23.18軒)
第1位は青森県でした。人口10万人あたりの一般公衆浴場の数は23.18軒です。
各地で温泉が湧き出ている青森県では、車にお風呂セットを常備している人が多いといわれるほど“風呂好き県”としても知られています。また、朝早くから銭湯が営業していることから、朝風呂文化も根付いているようです。冬には厳しい寒さを迎えるからこそ、ゆったりと体の芯から温まりたいという人が多いのかもしれませんね。
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