「無人駅の割合が高い都道府県」ランキングTOP47 1位は93.5%の「高知県」【2019年度データ】
全国のJRや私鉄各線で、駅員が配置されない「無人駅」。2001年度~2019年度にかけてその割合は大きく伸びており、今後も技術の進歩による無人化システムの発展や人件費などの経費削減を理由として増加していくことが予想されます。
そんな無人駅ですが、各都道府県における割合はどのようになっているのでしょうか? 今回は国土交通省の資料をもとに、「総駅数に占める無人駅の割合が高い都道府県」をランキング形式で紹介します。
(出典:国土交通省「駅の無人化に伴う安全・円滑な駅利用に関する障害当事者団体・鉄道事業者・国土交通省の意見交換会」)
第3位:長崎県(79.6%)
第3位は「長崎県」でした。総駅数に占める無人駅の割合は79.6%となっています。2021年にJR九州が6県29駅の無人化を発表するなど、駅の無人化が大きく進む九州エリア。2022年春以降はJR九州管内の6割弱が無人駅となる計算です。中でも長崎県の割合は高く、2022年3月からは西諫早駅、高田駅、道ノ尾駅などが無人化される予定となっています。
第2位:徳島県(81.6%)
第2位は「徳島県」。総駅数に占める無人駅の割合は81.6%でした。JR四国の管轄となる四国エリアは全国でも無人駅の割合が高い地域。この徳島県を含む四国4県は、いずれも全国平均値となる55.3%を超える高い水準となっています。
第1位:高知県(93.5%)
第1位は「高知県」でした。総駅数に占める無人駅の割合は93.5%です。全国で唯一90%を超える非常に高い割合となりました。2010年には、JR四国が公表した新たに無人化した駅のリストにおいて高知県の土佐久礼駅が含まれており、同駅は特急の停車駅でありながら無人化された駅として、当時話題になりました。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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