名作ぞろいで激戦必至! あなたが好きな「あだち充の長編作品」は?【アンケート実施中】
1970年のデビュー以来、数々の名作を生み出してきた漫画家のあだち充さん。多くの作品がアニメ化や映画・ドラマ化され、非常に幅広い世代から支持されています。独特の柔らかなタッチの絵柄で、誰しもが通る青春時代の甘酸っぱさや、恋するドキドキ感、夢を見つけること、そして夢を追うことの素晴らしさを描いています。
そこで今回、ねとらぼ調査隊では「あなたが好きなあだち充の長編作品は?」というアンケートを実施します。あなたの心に、もっとも残っている名作へご投票ください。まずは、発行部数上位から厳選した、12作品を解説付きで紹介します。
タッチ
あだち充さんの代表作。明青学園野球部のエースピッチャーだった弟・和也からバトン“タッチ”した上杉達也が、ヒロイン・浅倉南を甲子園へ連れていくという夢を受け継ぐストーリー。連載当時は社会現象にもなりました。青春の美しさと、もどかしさが詰まった名作野球漫画ですよね!
みゆき
「みゆき」は、恋愛×スポーツ漫画が多いあだち充作品の中では珍しく、ストレートな恋愛模様を描いた作品です。同級生の鹿島みゆきと妹の若松みゆき。2人の“みゆき”のどちらが魅力的かという議論は、おそらく一晩中続けられますことでしょう。
H2
野球×恋愛と言えばあだち充さんの必殺コンボですが、純粋に野球漫画としてのクオリティも高い作品が、この「H2」です。2人のヒーローと2人のヒロインが、読者をグイグイと物語に引き込んでくれます。
ラフ
高校競泳部をテーマにした作品。本作はなんと言っても、男同士の熱い友情が見どころです。実写映画では、長澤まさみさん&速水もこみちさんが共演して話題になりました!
MIX
「タッチの30年後」という世界観で、二人の主人公・立花投馬と立花走一郎を中心に、再び甲子園を目指す明青学園野球部の活躍が描かれます。「タッチ」の直接的な続編ではないものの、あだち充ファンにとっては非常に感慨深い作品でしょう。
クロスゲーム
もともと野球に興味のなかった主人公が、幼なじみに起きた悲劇をきっかけに野球にのめりこんでいくというストーリー。ヒロインである四姉妹との交流や野球にかける青春模様を、小学生時代、中学生~高校時代、そして高校3年の夏の大会決勝戦の三部に分けて描きます。
虹色とうがらし
「未来の地球と似た星の江戸の町」が舞台というSF時代劇。スポーツものや青春ラブコメを得意とするあだち充作品の中では、かなりの異色作です。めくるめく謎と、恋あり涙ありのストーリーに夢中になった人は多いでしょう!
KATSU!
ボクシング×恋愛を題材にした作品。「主人公とヒロイン」の青春模様だけでなく、その父親たちとの関係性をじっくりと描いたことで、他に類を見ない奥深いストーリーとなっています。
QあんどA
あだち充さんが「タッチ」以来、再び兄弟の絆を描いた名作。主人公・庵堂厚の前に現れたのは6年前にこの世を去ったはずの兄・庵堂久の幽霊だった……というユニークな設定が特徴。当たり前の日常がいとおしくなるような作品です。
いつも美空
念動力(サイコキネシス)の能力を授かった少女・坂上美空を中心に、さまざまな超能力者たちの日常と奮闘を描きます。ファンにとってはあだち充さんのチャレンジ精神を感じられる異色作ではないでしょうか?
陽あたり良好!
「下宿屋」をテーマに、あだち充さんが得意とする恋愛描写を詰め込んだ作品。少年漫画のイメージが強いあだち充作品ですが、本作は「週刊少女コミック」に連載された少女漫画。下宿屋・ひだまり荘に住まう、さまざまな住人たちの青春を描きます。
スローステップ
ソフトボール部に所属する一人の女の子をめぐり、三人の男が恋のバトルを繰り広げる青春スポーツ漫画。こちらも、月刊少女漫画雑誌「ちゃお」に連載された少女漫画です。恋の結末が気になって、一気読みした人も少なくないのでは!?
その他
これまで、発行部数上位の作品や映像化された作品を中心に紹介してきました。しかし、あだち充さんの魅力的な長編漫画は他にもあります。そこで、「もっと好きなあだち充作品がある!」という人は、その他への投票と、コメント欄にて作品名を教えてください。それではアンケートのご投票、よろしくお願いします!