第三のビール、値上げ後も買う? 「普通のビールに戻るいい機会」「せっかくの企業努力が……」などさまざまな声【アンケート実施中】
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税制改正に伴い、10月より第三のビールやワイン、たばこの値上げが実施されます。
第三のビールとは、ビールや発泡酒とは別の原料や製法で作られた、ビール風味の発砲アルコール飲料です。メーカー側では「ビール」という商品名を付けていませんが、メディアによって「第三のビール」や「新ジャンル」とも呼ばれています。
今回の税制改正によって値上げとなる第三のビールはネットでも注目を集めており、9月29日には「第三のビール」がTwitterトレンド入り。値上げの仕組みやネットの反応についてまとめていきます。
「第三のビール」の評価は?
SNS分析ツールで「第三のビール」を解析した結果、ポジティブな反応が65.4%、ネガティブな反応が34.6%と分類されました。
ポジティブと分類されたツイートでは「おいしい」「うれしい」、ネガティブと分類されたツイートでは「やめる」「ひどい」といったワードが頻出していました。
「第三のビール」の盛り上がりは?
各メディアで関連記事が公開されたことにより、9月29日の7時ごろから話題となり、Twitterトレンド入りしています。
第三のビール値上げについて
2020年10月から施行される税制改正では、第三のビールは350ミリリットルあたり9.8円増税することが判明しています。
また、酒税法改正は2026年10月まで段階的に実施され、2023年10月には発泡酒の定義に含まれることで9.19円増税。2026年10月にはビールの税率に統一されることで7.26円増税される予定です。
一方で、第三のビールではない通常のビールは減税となります。2020年10月には350ミリリットルあたり7円、2023年10月には6.65円減税。2026年10月には発泡酒と統一され、最終的に税額は54.25円に統一されます。
つまりこれまでバラバラだったビール系飲料の税率を、2026年10月までに段階的に統一していく、ということになります。
ネットでの反応はさまざま
それでは、10月の税制改正について、ネットではどのような反応が寄せられていたのかを見ていきましょう。
特に多かったのは「第三のビールと普通のビールの値段があまり変わらないのであれば、普通のビールを飲む。一番の魅力はその安さなので」といった、第三のビールの魅力である“安さ”が失われてしまったとの意見でした。
ポジティブと分類されたツイートでは「普通のビールは安くなるんだから、ビールに原点回帰できるいい機会」「第三のビールの味が好きで飲むならいいけど、高いけどおいしいビールを飲む方がいいと思う」といった声も頻出していました。
第三のビールが増税するのであれば、普通のビールを飲めばいいといったポジティブな意見が多く見られています。
中には「第三のビールが普通のビールの味に近づいてきた段階で税率が上がるのは、企業の努力を潰してしまうのではないかと思ってしまう」と、第三のビールを作り上げたメーカーの努力をふいにしているのでは、との声も見られました。
増税後も第三のビールを買いますか?
ねとらぼ調査隊では、「増税後も第三のビールを買いますか?」というアンケートを実施します。
2020年10月に増税によって値上がりしてしまう第三のビール、あなたは増税後も第三のビールを買いたいと思いますか? ぜひご意見をお聞かせください。
アンケート:第三のビール、値上げ後も買う?
調査概要
調査期間 | 2020年9月29日 |
---|---|
調査対象 | |
調査件数 | 1545 件(10%サンプリング) |
調査キーワード | 第三のビール |
調査方法 | 対象期間のTweetを「SocialInsight」によるテキストマイニングにより分析 |
備考 | 実数に近づけるため件数を100%に補正 |
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