「マンガ大賞」歴代大賞作品人気ランキングTOP14! 1位は『ゴールデンカムイ』【2022年最新投票結果】
2008年に創設され、2022年度で15回目を迎える「マンガ大賞」。書店員をはじめとした、さまざまな職業に就くマンガ好きの有志たちが「誰かに薦めたい」と思う漫画を選出する漫画賞です。2022年1月17日には「マンガ大賞2022」二次選考のノミネート作品が発表されました。ラインナップされた10作品はどれも、選りすぐりの名作ばかりです。
そこで、ねとらぼ調査隊では、2022年2月6日から2022年2月13日まで「マンガ大賞の歴代大賞作品で一番好きな漫画は?」というアンケートを実施していました。
今回のアンケートでは、4856票もの投票をいただきました! ありがとうございます! それでは結果を見ていきましょう。
第3位:『銀の匙 Silver Spoon』 荒川弘
第3位は『銀の匙 Silver Spoon』です。得票数は130票、得票率は2.7%でした。
2011年から2019年まで『週刊少年サンデー』で連載されていた『銀の匙 Silver Spoon』。進学校での学力競争に苦しんでいた主人公・八軒勇吾は、担任のすすめと「寮があるから」という理由で、北海道の農業高校「大蝦夷農業高等学校(通称エゾノー)」へ進学します。農業のことを全く知らない、一般家庭で育った八軒が、不慣れな環境ながらもエゾノーで奮闘し、成長していく青春ストーリーです。原作者の荒川弘さんも農業高校出身で、ご実家も農業を営んでいるため、実体験が反映された作品となっています。
第2位:『3月のライオン』羽海野チカ
第2位は『3月のライオン』です。得票数は193票、得票率は4%でした。
2007年から『ヤングアニマル』で連載されている『3月のライオン』は、将棋をテーマにした作品です。主人公の桐山零は、幼い頃に交通事故で家族を失い、亡くなった父の友人でありプロ棋士の幸田柾近に内弟子として引き取られます。しかし、幸田家では実子とうまくいかず、中学生でプロ棋士となり独り立ち。孤独を背負いながら生きる彼でしたが、川本あかりとの出会いから、川本家3姉妹との交流がはじまり、少しずつ変わっていきます。対局の描写はもちろんのこと、さまざまな人間模様も繊細かつ豊かに描かれている作品で、連載開始以降、「マンガ大賞2011」をはじめとした、数々の賞を受賞しています。
第1位:『ゴールデンカムイ』野田サトル
そして、第1位は『ゴールデンカムイ』でした。得票数は3753票、得票率は77.3%です。
2014年から『週刊ヤングジャンプ』で連載されている『ゴールデンカムイ』は、明治時代後期の北海道を舞台にした作品です。主人公は戦争で「不死身の杉元」と呼ばれた元陸軍隊員の杉元佐一。除隊後に、一攫千金を狙って北海道で砂金採りをしていたところ、ある金塊の話が舞い込みます。それは、金塊を奪った囚人が、脱獄囚たちに金塊のありかを示す刺青を施したというもの。その脱獄囚たちを追い求め、アイヌの少女・アシㇼパとともにたくさんの敵と戦っていきます。ストーリーや登場人物の魅力に加え、作品を通して、北海道の文化や歴史を知ることができる点も、高い評価を得ています。
コメント欄には「シリアス、ギャグ、アクション、グルメ……とまさに全部乗せの面白さ。ゴールデンカムイを読むと、この世界に漫画という表現方法があって良かった! と心から思ってしまいます」「ありきたりな言葉かもしれませんが、出会えてよかった、本当に救われた漫画です」「『ページをめくる面白さ』を実感させてくれる漫画!」といった、熱いコメントが集まっていました。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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