【カワサキ】歴代Wシリーズで好きなのは?【人気投票実施中】

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 川崎重工業モーターサイクル&エンジンカンパニーが製造販売しているオートバイ車種「Wシリーズ」。目黒製作所が製作していたK1をベースとしたK2を元に、1966年に650-W1として発表されたのが始まりで、その発売から50年以上経った今でも発売が続いている、カワサキを代表するシリーズ車種です。

 今回は、そんなカワサキWシリーズで一番好きなモデルのアンケートを実施します。Wシリーズの中から編集部がピックアップした3車種を紹介します。

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650-W1

 目黒製作所の「K」を元にした、メグロブランド最後のオートバイモデル「K2」。OHV並列2気筒496㏄エンジンを搭載したこのモデルをベースに、エンジンのボアを8mm拡張し、624㏄にスケールアップさせた「X650」を、カワサキは試作していました。そのX650を、川崎重工の明石工場でさらに改良した本格派大型車が「650-W1」(通称、ダブワン)です。

 650-W1では、500㏄の排気量のメグロK2のOHV並列2気筒をボアアップした624㏄にスケールアップさせており、海外のモデルにも匹敵するスペックを搭載しています。また、日本産のモーターサイクル特有の落ち着いた配色とは一線を画する、キャンディレッドにクロームメッキという配色の斬新さも受け、国内外で大ヒットとなりました。

 現在ではカワサキのビッグバイクは世界で人気ですが、その草分け的存在が「650-W1」。当時さまざまな問題があったと言われていますが、その後に登場する後継車を引っ張る先駆者として、今でも憧れの対象となっています。

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W400

 それまで排気量の大きいバイクが多かったWシリーズ。その一方で、女性のライダーでも乗りこなせるようなバイクの需要も上がってきたため、ターゲットを女性や初心者などの新規層に絞ったことで誕生したのが、2006年発売の「W400」でした。

 W400の特徴はクセのないハンドリングや扱いやすいエンジン。これにより、ライディングスキルが磨きやすく、これまでビッグスクーターだったライダーにもオートバイの楽しさを味わえるモデルとなっています。

 ただこのモデルは、2008年の排ガス規制に対応できなかったため、2009年4月10日発売のファイナルエディションを最後に生産終了となりました。しかしながら、それまでのWシリーズのターゲット層を大きく広げたモデルとして、高い評価を得ています。

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W800

 排ガス規制により2009年に一旦生産終了となったW650が、2011年にリニューアルしてきたのが「W800」です。空冷SOHC4バルブの排気量を773㏄に拡大、吸気機構をフューエルインジェクション化、理想的なスロットフィールを実現するためにサブスロットルを採用するなど、さまざまな改変がされました。

 しかし、ロングストロークによる独特なバルス感や、低中回転域の力強いトルクは以前のまま残されるなど、新しくも懐かしいモデルの誕生となりました。

 2016年にファイナルエディションが発表され、生産終了となりましたが、2019年に3年ぶりに無印モデルが販売されており、現在も販売されています。また、同車種を新設計したW800 STREETや、カフェレーサースタイルのW800 CAFEといったモデルも販売されています。

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あなたが一番好きなカワサキWシリーズのモデルは?

 ということで、Wシリーズの中から3車種をピックアップして紹介してきました。このほかにもW650や、現行のW800をベースに、約半世紀ぶりにブランドを復活させたMEGURO K3など、名車が多く存在します。

 下のアンケート欄からあなたイチオシのWシリーズのモデルに投票をお願いします。また、シリーズの中でもこのモデルが好き! という意見がありましたら、ぜひコメント欄にお寄せください。

※本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

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