「長い国道」ランキングTOP20！　1位は「国道4号」【2021年版】

　道路法に基づいて政令によって指定される「国道（一般国道）」。全国的な幹線道路網を形成する、日本の交通網に欠かせない道路です。

　では、その中で最も距離が長いのは、どの国道なのでしょうか？　今回は国土交通省の「道路統計年報」をもとに、実延長（現道部分）の長い国道ランキングを紹介します。なお実延長とは、路線の総延長から重用延長、未供用延長、渡船延長を除いた延長です。

（出典：国土交通省「道路統計年報2021」）

第3位：国道2号（596.3km）

　第3位は国道2号でした。実延長は596.3kmです。

　国道2号は大阪府の大阪市と福岡県の北九州市門司区を結ぶ一般国道。関門トンネルによって本州と九州を結ぶ重要な道路であり、その前身は山陽道です。

第2位：国道1号（619.3km）

　第2位は国道1号でした。実延長は619.3kmです。

　国道1号は東京都の中央区を起点とし、大阪府の大阪市に至る一般国道。日本経済の2大中心地ともいえる東京都と大阪市をつなぐ道路で、そのほかにも神奈川県の横浜市や静岡県静岡市、愛知県名古屋市など、日本経済における重要都市を多数経由しています。

第1位：国道4号（742.5km）

　第1位は国道4号でした。実延長は742.5kmです。

　国道4号は東日本を南北に走る一般国道。起点を東京都の日本橋とし、途中仙台市や盛岡市などの東北主要都市を経由して、青森県青森市に至ります。道筋は日光街道や奥州街道を踏襲しており、歴史的な側面でも価値の高い道路です。

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