「大阪」の地価が高い街ランキングTOP30！　1位は「大阪市西区 」【2021年データ】

　西日本随一の経済都市として、東京とは異なる独自の文化を持つ大阪府。今回はそんな大阪府の地価に関するランキングをお届けします。国土交通省の「令和3年地価公示」をもとに「住宅地の地価が高い街ランキング」で上位となった街を見てみましょう。

※各順位（）内の数値は1平方メートルあたりの平均価格

（出典：国土交通省「市の住宅地の平均価格等」）

第3位：大阪市天王寺区（53万1900円）

　第3位は大阪市天王寺区でした。住宅地の平均的な価格は（1平方メートルあたり）53万1900円です。

　大阪市の行政区の1つであり、四天王寺があることで知られる天王寺区。阿倍野区や浪速区に隣接していることから、大阪の2大繁華街の一つであるミナミにも出やすいエリアとなっています。なんば駅までは天王寺駅から大阪メトロ御堂筋線で約6分。人の集まる場所の近くにあることから住宅地の価格も高くなっているのでしょう。

第2位：大阪市中央区（57万9300円）

　第2位は大阪市中央区でした。住宅地の平均的な価格は（1平方メートルあたり）57万9300円です。

　大阪市の行政区の1つであり、わずか8.87km2の区域の中に10万3726人の人口を抱える中央区。3位の天王寺区同様、浪速区に隣接しているエリアであるほか、大阪城や、大阪を本拠地とする大企業の本社がある都市として、観光、経済ともに盛んな区となっています。

第1位：大阪市西区（66万3000円）

　第1位は大阪市西区でした。住宅地の平均的な価格は（1平方メートルあたり）66万3000円です。

　大阪市の行政区の1つであり、同時に国内最古の行政区として知られる西区。面積5.21km2でありながら、その人口は10万5862人と大規模。区内には京セラドームがあるほか、同区はサントリーや象印マホービン、コクヨといった名だたる企業の発祥地でもあり、西の経済の聖地ともいえる場所です。

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