かつて平日の昼間に放送されていた帯ドラマは、「昼ドラ」の愛称で多くの人に親しまれていました。なかでもフジテレビ系で放送されていた昼ドラは、男女の激しい愛憎劇をテーマとした作品で大きな人気を獲得。いまも記憶に焼き付いている、という人も多いのではないでしょうか。

　そこで今回は、「『1990年代のフジテレビ系の昼ドラ』で、好きな作品はなに？」というアンケートを実施します。1990年代にも数多くの話題作が放送されたなかで、特に印象的な作品を教えてください。それでは、1990年代のドラマから3作品を紹介します。

風のロンド

　1995年に放送された「風のロンド」は、津雲むつみさんの漫画『風の輪舞』を原作とする作品。相思相愛だったいとこへの愛を引きずるヒロイン・夏生を森口瑤子さんが演じました。優しい青年ながら優柔不断な一面がたたり身を滅ぼすことになるいとこの英明や、英明へ異常な愛情を示す母親など、昼ドラらしい強烈なキャラクターが多数登場。2006年には、小沢真珠さんが主演を務める「新・風のロンド」が放送されました。

はるちゃん（1～3）

　1996年に第1シリーズが放送された「はるちゃん」は、全6シリーズにも及ぶドラマ。1990年代には、第3シリーズまで放送されました。温泉旅館で仲居として働く、中原果南さん扮する“はるちゃん”を主人公に、従業員たちの人間模様や宿泊客との交流を描いています。時にトラブルに巻き込まれながらも明るさを失わないはるちゃんの姿は、一息つきたいお昼時にピッタリでしたよね。

砂の城

　一条ゆかりさんの同名漫画を原作とした「砂の城」が放送されたのは1997年のこと。原作はフランスを舞台としていますが、ドラマでは昭和時代の日本に置き換えるなど、ドラマ独自の設定も多く取り入れられています。双子として育てられた血のつながらない2人の男女が恋に落ちてしまい、数々の苦難に見舞われることに。佐藤アツヒロさんが一人二役を務めている点も注目です。

1990年代にフジテレビ系列で放送していた昼ドラ、最も印象に残っているのは？

　1990年代にフジテレビ系で放送されていた昼ドラから、3作品を紹介しました。今回のアンケートでは、1990年代に放送された37本の昼ドラを選択肢に用意。あなたが大好きだったドラマに、投票よろしくお願いいたします！

参考

• 新・風のロンド｜フジテレビ
• 新・風のロンド｜ファミリー劇場
• はるちゃん2｜チバテレビ
• はるちゃん3｜チバテレビ
• 砂の城｜Wikipedia