国土地理院は毎年、国土面積調査を実施しています。「全国都道府県市区町村別面積調」はその結果を記したもので、令和3年の資料が公表されました。その中から今回は愛知県に注目し、面積が多きい街をランキングで紹介します。

　尾張と三河の2国を合わせた愛知県は日本のほぼ中央に位置し、名古屋城や熱田神宮、日本が誇る自動車メーカー「トヨタ」などが有名です。

（出典：国土地理院「令和3年全国都道府県市区町村別面積調」）

第2位：新城市（499.23平方km）

　第2位は新城市でした。面積は499.23平方kmです。2005年に新城市、鳳来町、作手村の合併により誕生。市域の84%は豊かな緑に覆われ、桜や紅葉が美しい桜淵公園は「三河の嵐山」とも呼ばれています。

　また「霊峰鳳来寺山」や、長篠の戦いの地となった長篠城址があり、歴史深い街となっています。

第1位：豊田市（918.32平方km）

　第1位は豊田市でした。面積は918.32平方kmです。日本が誇る自動車メーカー「トヨタ自動車」の企業城下町として有名で、自動車産業の割合がとても高い地域です。

　もともとは「挙母（ころも）市」という市名で養蚕・製糸業が盛んでしたが、「クルマのまち」に成長したことから1959年に「豊田市」に変更されました。ちなみにトヨタ自動車創業者の名前は「豊田（とよだ）」と濁りますが、市名は「豊田市（とよたし）」と清音で読みます。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！