「特許出願数が多い国」ランキングTOP20! 1位は「中国」【2020年データ】

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 膨大な時間とコストがかかる発明は、それなりの見返りがなければ実行されません。そこで、発明促進のために発明者に特権を与える仕組みが「特許制度」。そんな現代の文明に欠かせない特許ですが、最も出願件数が多いのはどの国なのでしょうか?

 今回はWIPO「World Intellectual Property Indicators 2021」をもとに、「特許出願数が多い国ランキング」の上位の結果を見てみましょう。

(出典:WIPO「World Intellectual Property Indicators 2021」

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第3位:日本

画像は「写真AC」より引用

 第3位は日本でした。2020年における特許出願数は28万8472件です。

 国際的に見ると非常に高い出願件数を誇る日本ですが、前年と比べると1万9497件の減少となっています。日本の特許出願件数は2005年の42万7078件から右肩下がりで減少を続けています。

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第2位:アメリカ

画像は「写真AC」より引用

 第2位はアメリカでした。2020年における特許出願数は59万7172件です。

 アメリカの特許出願件数はおよそ半数が非居住者によるものであり、これは1位の中国や3位の日本、4位の韓国にはない特徴です。ちなみに2020年のアメリカでの特許出願が最も多い日本企業はキヤノンです(3225件)。

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第1位:中国

画像は「写真AC」より引用

 第1位は中国でした。2020年における特許出願数は149万7159件です。

 2位のアメリカの3倍に近い特許出願件数を誇る中国。PCT国際特許出願件数においてもトップを走り、その件数は6万8720件を数えます。全体の数が27万5900件であり、約4分の1を中国が占めている計算です。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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