【キャラクター解説付き】銀河英雄伝説のヤン陣営で好きなのは誰? 【人気投票】
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1982年に出版が開始された田中芳樹さんの名作『銀河英雄伝説』。壮大なスケールで描かれる自由惑星同盟と、銀河帝国の攻防を中心に、政治工作や陰謀、そして魅力あふれるキャラクターが織りなす人間ドラマが、老若男女問わず、多くのファンを魅了しつづけています。
そこで今回は、自由惑星同盟の運命を握る、ヤン・ウェンリーを中心としたヤン陣営の人気投票を実施します! あなたが好きなヤン陣営のキャラクターは誰ですか? それではまず、ヤン陣営のキャラクターたちを一部抜粋して紹介します。
ヤン・ウェンリー
自由惑星同盟側の主人公であり、「魔術師ヤン」「ミラクルヤン」などと呼ばれる戦争嫌いの天才戦術家。帝国側の主人公ラインハルトとは、お互いに力量を認め合うライバル同士です。商人の息子として生まれ、歴史家を夢見てタダで歴史を学べるからと、士官学校の戦史研究科に入学し軍人に。
卒業後すぐ、惑星エル・ファシルで300万人の住民を避難させたことから、一躍時の人となります。用兵に関して飛び抜けた才能を持つ一方、生活力は低く、ユリアンが家に来るまでは散らかった部屋で暮らしていました。
ユリアン・ミンツ
戦争孤児を軍人家庭で養育するトラバース法によって、ヤンの養子となった戦争孤児です。素直かつ、まじめで誰からも愛される魅力を持ち、勉強もスポーツも得意。家事全般に長け、紅茶をいれるのも上手と、非の打ち所がありません。
誰よりもヤンに憧れ、ヤンを尊敬し、やがて軍人の道を選びヤンの後継者として歩み始めます。
フレデリカ・グリーンヒル
ドワイト・グリーンヒル大将の娘で、飛び抜けた記憶力と情報処理能力を持つ才媛。14歳のころにエル・ファシルの脱出劇に遭遇し、ヤンのファンとなりました。その後士官学校を経て軍に入り、ヤンの副官に任命されます。
父親がクーデターの首謀者になるという一大事件を経て、やがて公私ともにヤンのパートナーとなります。
アレックス・キャゼルヌ
ヤンが士官学校にいた頃、事務次長として赴任したことからヤンと知り合い、友人となります。後方支援の天才であり、デスクワークのみで若くして将官となるほどの名手ですが、妻には頭が上がりません。
ユリアン・ミンツをヤンの保護下に置き、フレデリカ・グリーンヒルをヤンの副官にするなど、物語上、重要な人事に関わった人物です。
ムライ
ヤン艦隊の参謀長で、名前からしてアジア系だと思われますが、実際のところ詳細は不明。真面目で常識をわきまえた人物であり、個性派が揃っているヤン艦隊の中では、きわめて軍人らしい軍人といえます。独創性には欠けるものの、思考力や判断力に長け、ときには損な役回りを務めることも。
フョードル・パトリチェフ
ヤン艦隊の副参謀。巨漢で温厚な性格をしています。ヤンとの出会いは第13艦隊発足の8年前にさかのぼり、「螺旋迷宮」で描かれました。
エドウィン・フィッシャー
ヤン艦隊の副司令官で、艦隊運用の名人と評される人物。多大な損失を出したアスターテ会戦では、第4艦隊の全滅を防いだ功績を持ちます。艦隊がヤンの作戦を忠実に実行させる上で不可欠な人物であり、「生ける航路図」と呼ばれるほど、仲間から信頼されていました。
ダスティ・アッテンボロー
ヤンの士官学校時代の後輩で、ヤンよりも2歳若い26歳で准将に昇進した非凡な人物です。原作での登場は遅かったものの、OVAではラオに取って代わって、初期から登場。数々の戦いに参戦し、帝国側の足止めなどで手腕を発揮しました。カラッとした性格の毒舌家で、「それがどうした」のセリフが有名。
ワルター・フォン・シェーンコップ
帝国からの亡命者などからなる部隊・薔薇の騎士(ローゼンリッター)の第13代連隊長。白兵戦の技量に長け、惑星シャンプールを占拠したクーデター部隊を3日で制圧するなど、人間対人間のガチンコバトルでは右に出るものはいません。女性関係も華々しく、のちには本人が存在さえ知らなかった娘カリンが登場しました。
オリビエ・ポプラン
単座式戦闘艇・スパルタニアンの「ハートのエース」の称号を持つ撃墜王。単身で250機以上撃墜した名手であり、ユリアンにスパルタニアンのいろはを教えるなど、すぐれたコーチでもありました。同盟軍ではシェーンコップと並ぶ女好き。
ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・メルカッツ
もともとは旧銀河帝国の上級大将だった人物。貴族同士の後継者争いに巻き込まれ、ラインハルト陣営に敗北して同盟に亡命し、以降はヤン艦隊の客員提督となります。ヤン不在の第8次イゼルローン要塞攻防戦では艦隊の指揮を執り、その手腕を発揮。実直な人柄で人望も厚く、ベテランの風格をまとい前線に立ち続けました。
バグダッシュ
当初は同盟内でクーデターを起こした、救国軍事会議のメンバーで、ヤン暗殺の使命を帯びていた人物。しかし眠らされてしまったため失敗に終わり、ヤンの配下につくことを選択し、情報戦のエキスパートとして活躍します。飄々とした雰囲気で、「主義主張は生きるための方便」という考え方の持ち主です。
まとめ
以上、『銀河英雄伝説』の自由惑星同盟側の主人公、ヤン・ウェンリー陣営のキャラクターたちの一部を紹介しました。ひと癖もふた癖もあるヤン陣営のキャラクターたち。選択肢に好きなキャラクターがいない場合は「その他」に投票の上、コメント欄に名前を書いてもらえるとありがたいです! 投票よろしくお願いします!