吉野家が「ポケモンGO」のオフィシャルパートナーに　「救世主！」「吉牛に人だかりができるのか……」など反応分かれる

　10月20日から、牛丼チェーン「吉野家」の各店舗が、スマートフォン向けアプリ「ポケモンGO」のポケストップやジムとしてゲーム内に登場しました。

　ポケストップはゲーム内のアイテムが手に入るスポット、ジムはポケモン同士のバトルを楽しめるスポットのこと。いずれもゲーム内の施設ですが、実在する商業施設などがアクセスポイントとして設定されているため、そこへ行かないと利用出来ません。今回、吉野家は全国の約1200店舗にこのポケストップやジムを設置したことになります。

　また吉野家は、10月20日から25日まで、各店舗のポケストップ内のクーポンページで「吉野家新登場記念クーポンキャンペーン」も実施。会計が10%割引となるクーポンを配布しています。

「吉野家 ポケモンGO」の評価は？

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　SNS分析ツールで調べたところ、80%がポジティブな反応に分類されました。「吉野家大好きだから嬉しい！」「マック撤退で落ち込んでた。ありがとう！」など、喜びの声が多く寄せられていました。一方、20%はネガティブな反応でした。こちらは「客の回転が悪くなったら嫌だな……」といった反応が見られました。

「吉野家 ポケモンGO」の盛り上がりは？

　10月20日の0時から、21日の14時までのトレンドです。20日の9時に吉野家とポケモンGOの公式Twitterアカウントからニュースがリリースされ、大きく盛り上がりました。日が変わった後は少し落ち着きましたが、引き続き注目を集めています。

「ご飯食べながらポケストップ回せる！」「救世主！」など喜びの声

　今回の発表を受けて、多くのプレイヤーが早速、吉野家を訪れたようです。SNSには「吉野家さんがスポンサーに！　吉牛食べにいってきます！」「吉野家行ってご飯食べながらポケストップ回せる！」など、喜びの声がたくさん寄せられています。

　ポケモンGOでは、10月13日に日本マクドナルドがオフィシャルパートナー契約を終了すると発表。これまでマクドナルドのポケストップとジムを利用していた人は多いようで、「マックがなくなるの寂しい」「マックは人が集まりやすいから消えるの痛いなぁ……」など、撤退を残念がる声が多く聞かれました。

　そのため今回のニュースは、多くのプレイヤーにとって救いの手となったようです。「マクドナルドがいなくなったポケモンGOに吉野家が救世主として登場！」「吉野家さんありがとうございます！」など、感謝の声が多く聞かれました。

「近くに1店舗もない……」「ジムじゃなかった」といった反応も

　一方、「吉野家、近くに1店舗もないんだよぁ。すき家と松屋はあるのに。残念」「マックの方が行きやすいのになぁ」「吉野家、近所に無い。もっとオフィシャルパートナー増えないかなぁ」など、近くに吉野家が無いことを残念がる声も聞かれました。

　また「一番近い駅前の吉野家はジムじゃなくポケストップだった。残念過ぎる」「浜松駅から静岡駅の周辺はポケストの方しかない。いつかジムに昇格するといいな」「近所の吉野家はポケストだわ、ジムじゃない。ほぼ同じ位置にマックのジムあったのに」など、近くにジムが無いのを嘆く反応も多く見られます。

　マクドナルドがポケストップとジムを設置していた店舗は、全国の約2900店。一方、今回吉野家が設置したのは、全国の約1200店と半数以下のため、今までと同じように楽しめなくなってしまったユーザーも少なくないようです。

「吉牛前に人だかりができるのか……」「ゲームのマナーを覚えて欲しい」など、プレイヤーのマナーに対する懸念も

　今回のニュースを受けて、マナーの悪いプレイヤーが店舗に集まらないか懸念する人も見られました。「マックの後は、吉牛前に人だかりができるのか……」「去年ぐらいに、駐車場で駐車の邪魔になるトレーナーがいてジムが撤去されました。この時の二の舞にならないといいのですが……」など、SNSに寄せられた懸念の声は少なくありません。

　ただプレイヤー側でも吉野家に迷惑をかけて撤退といった事態にならないよう、改めて気を入れ直す人は多く見られます。たとえば「ご厚意に甘えて駐車場占拠とか付近にずっとたむろとかすると、お店の迷惑になって（スポンサーを）やらない方が良かったとなりかねないので、そこは意識していきたい」「マナー守ろうね」といった反応が見られました。

　プレイヤーはお店の迷惑にならないようにルールやマナーを守って、みんなが楽しくゲームを楽しめるように意識していきましょう。

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