東京都で「10年間の人口増加率」が高い街ランキングTOP30! 1位は「千代田区」【2010年~2020年データ】
2020年の国勢調査によると、東京都の人口は約1405万人。2010年の人口(約1316万人)と比較すると、6.7%増加しています。そんな東京都において、2010年の人口と比べたとき、人口増加率が高かった街はどこなのでしょうか?
そこで今回は、総務省統計局の国勢調査をもとに「東京都で『10年間の人口増加率』が高い街ランキング」を紹介します。なお、各順位におけるカッコ内の数値は、2010年と2020年の人口を比較したときの「人口増加率」です。
(出典:総務省統計局「令和2年国勢調査 」「平成22年国勢調査」 )
第3位:港区(27%)
第3位は「港区」でした。2010年の人口は約21万人、2020年の人口は約26万人で、人口増加率は27%です。
港区は「新橋」や「六本木」といったビジネス街を擁する一方、「白金台」や「高輪」などの高級住宅街がある地域としても知られています。港区によると、1960年代から人口の減少が続き、1996年には最少となる14万9716人を記録。自治体による住宅の整備や支援などの効果もあり、以降の人口は増加傾向にあります。
第2位:中央区(37.8%)
第2位となったのは「中央区」。2010年の人口は約12万人、2020年の人口は約17万人で、その人口増加率は37.8%です。
「日本橋」や「銀座」など華やかなエリアも多い中央区ですが、その面積は10.21平方キロメートルと東京23区のなかでは3番目に小さい区。自治体による定住人口回復の取り組みもあって1998年以降の人口は増加傾向にあり、また「東京2020オリンピック・パラリンピック」の選手村を活用した分譲マンションなども注目を集めていることから、今後さらに人口が増加していくことが予想されます。
第1位:千代田区(41.5%)
そして第1位は「千代田区」でした。2010年の人口は約5万人、2020年の人口は約7万人で、その人口増加率は41.5%となりました。
千代田区といえばその中心に皇居が位置しているほか、国会議事堂のある「永田町」や大手企業の入るオフィスビルが並ぶ「丸の内」などがあるエリア。2020年の国勢調査では、東京23区で最も人口が少ない自治体です。国勢調査によると、最も人口が少なくなったのは1995年(3万4780人)で、それ以降は増加に転じており、だんだんと人が戻ってきていることがうかがえます。
ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!
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