「世界の有給取得率」ランキングTOP16! 1位はタイ。では日本は何位?【2021年調査結果】

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 世界の大手総合旅行ブランドの一つ「エクスペディア」が、毎年行っている「有給休暇の国際比較調査」の結果を発表しました。今回はその中から「世界16地域の有給取得率ランキング」を紹介します。

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で、人々の働き方や休日の過ごし方が大きく変化する中、有給取得率の高い国はどこでしょうか。さっそく結果を見ていきましょう!

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第2位:台湾(107%)

画像:pixabay

 第2位は台湾でした。支給日数14日に対して取得日数は15日、取得率は107%となっており、前年の繰り越し分などまで取得されていることが考えられます。また2020年の調査でも取得率100%となっており、国内で休息日を確保する意識が強くなっていると考えられます。

 ちなみに台湾では労働基準法の改正によって、労働者との同意が取れれば未消化の有給休暇を企業に買い取ってもらうことができます。

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第1位:タイ(111%)

画像:PIXTA

 第1位は「タイ」でした。支給日数9日に対して取得日数は10日、取得率は111%となり、こちらも100%を超える結果となりました。2020年の調査でも取得率80%と高い数値を記録していましたが、2021年はさらに有給休暇の取得が進んでいます。ちなみにタイでは、仏教国ならではの「出家休暇」を設けている企業も多いそうです。

 また今回の調査で日本は16地域中14位、取得率は60%となりました。2020年の調査では取得率が45%だったので、2019年の有給休暇取得義務化から徐々に取得状況が改善されているのかもしれません。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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