京極夏彦「百鬼夜行シリーズ」人気ランキングTOP17! 1位は「魍魎の匣」!【2022年最新投票結果】

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 2022年4月8日から2022年4月15日までの間、ねとらぼ調査隊では「京極夏彦の『百鬼夜行シリーズ』で一番好きな作品は?」というアンケートを実施していました。

 小説家・京極夏彦さんによる大ヒットシリーズである「百鬼夜行シリーズ」。妖怪やオカルト要素に民俗学や宗教的な側面をあてた本格ミステリとして知られ、累計発行部数はなんと1000万部を超えています。小説の枠を超えて多くの作品が映画化やアニメ化、マンガ化されている人気シリーズです。

 今回ねとらぼ調査隊では「百鬼夜行シリーズで一番好きな作品は?」と題し、4月8日から15日までの間に皆さんからの投票を募集いたしました。短い期間にもかかわらず、総数1194票ものご投票をいただいております。本当にありがとうございました。あらためて、百鬼夜行シリーズの人気の高さをうかがえる結果となりました。早速、ランキング上位を紹介していきます。

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第2位:鉄鼠の檻

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京極 夏彦
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 第2位はシリーズ4作目の『鉄鼠の檻』でした。獲得票数は239票、得票率は20.1%です。箱根山中にある明慧寺を舞台に起こる連続殺人事件がテーマとなる本作。「難しい仏教の事をできるだけ噛み砕いて教えてくれて、またお話も面白く何度も読み返せる魅力がありました。」「禅に対する知見が、作品を楽しく読むことで深まる」といったコメントの通り、仏教や禅を扱ったストーリー展開に魅せられたという声が多くみられました。

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第1位:魍魎の匣

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 第1位は『魍魎の匣』でした。獲得票数は304票、得票率は25.5%です。本作は第49回日本推理作家協会賞受賞作というだけでなく、2007年には実写映画化、さらに2008年にはテレビアニメ化されているため、シリーズ作品の中でも圧倒的な知名度がうかがえる結果です。壮大かつ不気味でありながらも美しさを感じる圧倒的な世界観、そして濃密な文体と緻密なストーリー展開とまさにシリーズ最高峰の作品であることは間違いありません。

 皆さんからも多くのコメントが寄せられており、「アニメ化前に初めて読んだ京極作品。加菜子に魅せられた一人として『魍魎の匣』に一票」「始終不気味で怖くて最高に面白くて、正に『超絶ミステリ』でした」といったご意見が寄せられています。

 ランキングの全順位は、次のページからご覧ください!

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