「忠臣蔵」は、江戸時代の中期に起こった赤穂浪士の討ち入り事件を題材とした物語。昔から高い人気を誇ることから、テレビでも討ち入りの日が近づく年末などにはドラマがよく放送されてきました。中でも筆頭家老の大石内蔵助は「忠臣蔵」の主人公として描写されることの多い人物で、これまで数多くの俳優が演じています。

　そこでねとらぼ調査隊では、2022年4月10日から4月16日までの間、「テレビドラマで大石内蔵助を演じた歴代俳優で一番好きなのは？」というアンケートを実施しました。

　投票対象となったのは、1970年以降に放送されたテレビドラマにおいて、大石役を演じた俳優たち。これまで数々の俳優が演じてきましたが、ランキングはどのようになったのでしょうか。それでは早速、結果を見ていきましょう。

第2位：二代目中村吉右衛門「忠臣蔵～決断の時（2003年）」

　第2位となったのは「二代目中村吉右衛門」さん。得票数は37票、得票率は全体の11%となっています。中村さんは、2003年にテレビ東京系の「新春ワイド時代劇」として放送された「忠臣蔵～決断の時」で大石内蔵助を演じています。題材となっている赤穂事件の流れはもちろん、歌舞伎や人形浄瑠璃の演目として親しまれている「仮名手本忠臣蔵」の物語も取り入れているのが特徴。ちなみに中村さんは歌舞伎の舞台では何度も大石役を演じていますが、映像作品ではこの作品が初めてでした。

第1位：里見浩太朗「忠臣蔵（1985年）」

　第1位は「里見浩太朗」さんでした。得票数は94票、全体の27.9%の票を獲得しており、ダントツの支持を受けていることがうかがえます。里見さんが大石役を演じたのは、1985年の年末に日本テレビ系で2夜にわたって放送された「忠臣蔵」。仇となる吉良上野介を森繁久彌さんが貫録たっぷりに演じるなど、豪華キャストによる重厚な物語が展開されました。コメント欄では、「美声と流し目を兼ね備えた二枚目が見事に演じきった赤穂藩城代家老。堀内孝雄さんの曲も良かった！」との声があがっていました。

　ランキングの全順位は、次のページからご覧ください！