「ソース焼きそば」と「お好み焼き」の意外な関係とは

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 あなたの朝がいつもイイ朝でありますように—ニッポン放送『羽田美智子のいってらっしゃい』。テーマは「日本の焼きそばの歴史」です。

ニッポン放送「羽田美智子のいってらっしゃい」
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解説

 焼きそばのルーツとされる、油で炒めた柔らかい中華焼きそば……「炒麺(チャーメン)」が日本に伝わってきたのは、大正時代のころだと言われています。

 その後、日本ではまったく違う焼きそばの文化が誕生します。それが「ソース焼きそば」です。明治の終わりごろ、洋食が一般に広まってから、日本人の食生活にソースは欠かせない存在になりました。

 そして昭和になると、「水で溶いた小麦粉をクレープ状に焼き、キャベツやネギなどの具を載せ、ソースを塗ったもの」が登場し、人気となります。

 これが「お好み焼きの原型」になるわけですが、お好み焼きの鉄板の上で中華麺とソースが出会い、ソース焼きそばになった……と考えられているそうです。

 ただし、どの時期にソース焼きそばが誕生したのか、はっきりとはわかっていないのだとか。料理研究家・小菅桂子氏の著書『にっぽん洋食物語大全』には、「ソース焼きそばを『浅草焼きそば』と呼ぶ人もいる」と書かれてあるそうです。

 それによると、昭和10年(1935年)ごろには、東京・浅草のお好み焼き店のメニューに「焼きそば」があったと考えられているそうです。

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番組情報

羽田美智子のいってらっしゃい
毎週月曜〜金曜 7:37 – 7:42番組HP
晴れの日や雨の日、気分が明るい時、ちょっと暗い時、そんなあなたの朝に『いってらっしゃい』の言葉を届けます。
あなたの朝がいつもイイ朝でありますように・・・

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