【大河ドラマ】「石田三成」役で好きな人は誰?【人気投票実施中】
1963年から放送が始まり、長年愛されているNHKの「大河ドラマ」。歴史に名を残す偉人などさまざまな人物を主人公に数々の時代を描き続けていますが、なかでも何度も取り扱われるほど高い人気を誇る時代の1つが戦国時代です。織田信長や豊臣秀吉、徳川家康といった三英傑はもちろん、戦国を走り抜けた大名や武将が多数登場しており、作品や演じる俳優によってことなる人物像となるのも魅力ですよね。
そこで今回は、「関ヶ原の戦い」に欠かせない戦国大名・石田三成にスポットを当て、「大河ドラマの石田三成役で好きな俳優は誰?」という人気投票を実施します。これまでの大河ドラマのなかで、あなたが一番印象に残っている石田三成役を教えてください! それでは、大河ドラマで石田三成を演じてきた15人の俳優から、3人をピックアップして紹介します。
近藤正臣/黄金の日日
「黄金の日日」は1978年に放送された、16作目の大河ドラマです。戦国時代にフィリピンとの交易を始め、貿易商として名を馳せた商人・呂宋助左衛門を主人公にしたストーリーで、大名や武将の生涯を追うことが多い大河ドラマとしては比較的異色の作品となっています。
この作品で三成を演じたのは、近藤正臣さん。6代目市川染五郎さん(現在の2代目松本白鸚さん)演じる助左衛門の親友ともいうべき存在で、秀吉の怒りを買った助左衛門を助ける姿などが描かれました。歴史作品では冷酷な憎まれ役として描かれることの多い三成ですが、この作品では淡い恋や助左衛門との友情など人間味あふれる一面を、近藤さんが見事に表現していましたよね。
小栗旬/天地人
2009年放送の第48作「天地人」は、上杉家に仕えた直江兼続の生涯を、妻夫木聡さんが演じた作品です。この作品で石田三成役を演じたのは、2022年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主役を務める小栗旬さん。ちなみに小栗さんは、1996年放送の「秀吉」で少年時代の三成(佐吉)を演じており、「運命や因縁を感じる」とも語っています。
切れ者ながら不器用で孤独だった三成ですが、最初は好ましく思っていなかった兼続を知るうちに信頼するようになり、ついには親友になっていく過程が丁寧に描かれています。秀吉の死後は家康と対立し、史実通りに関ヶ原の戦いで敗れることになりますが、三成が抱いていた豊臣家への思いや、兼続との友情に心を打たれた人も多いのではないでしょうか。
山本耕史/真田丸
「真田丸」は、2016年に第55作として放送された作品。2003年放送の「新選組!」以来2度目となる、三谷幸喜さん脚本の大河ドラマということで注目を集め、高い視聴率を記録しました。大坂の陣で名を挙げることになる真田信繁(幸村)の生涯を時にコミカルに、時に重厚に描いた作品となっており、主人公となる信繁を演じたのは堺雅人さんでした。
この作品で石田三成を演じたのは、山本耕史さん。山本さん自身も「真っ直ぐに清く正しく駆け抜けることができた」と語るように、秀吉や豊臣家のことを第一に考え続け、冷静なようで熱い心を持つ三成を見事に好演。三成らしい不器用さがかわいらしく映るようなシーンもあり、「新選組!」で演じた土方歳三などに並ぶ山本さんのハマり役ともなりました。
大河ドラマの石田三成役で好きな人は誰?
これまでの大河ドラマで、さまざまな俳優が演じてきた石田三成。誰が演じるかや描かれ方によって、その印象は大きく変わってきますよね。今回のアンケートでは、大河ドラマで石田三成を演じた俳優15人を選択肢に用意しています。イチオシの石田三成役に、ぜひ投票をお願いします!
参考
- 大河60|NHK放送史
- 大河60 黄金の日日|NHK放送史
- 「真田丸」呂宋助左衛門登場を解く「黄金の日日」オマージュが熱い|エキサイトニュース
- 大河ドラマ『天地人』 | NHK放送史
- 小栗旬 三成役に「運命や因縁感じる」|スポニチアネックス
- 大河ドラマ 真田丸 | NHK放送史
- 山本耕史|NHK人物録
- 【真田丸】山本耕史、石田三成役「清く正しく駆け抜けることができた」|ORICON NEWS
- 山本耕史の”二番手”は、なぜ視聴者の心をつかむのか? – 12年の時を経て『真田丸』石田三成と『新選組!』土方歳三が融合|マイナビニュース