【大河ドラマ】「今川義元役」で一番好きな人は誰?【人気投票実施中】
駿河や遠江などを支配していた戦国大名・今川義元。桶狭間の戦いで織田信長に敗れた、というエピソードが有名なこともあり、戦国時代を描いた作品の多いNHKの大河ドラマにおいても、これまでさまざまな俳優が義元を演じてきました。2023年放送予定の「どうする家康」では、狂言師の野村萬斎さんが義元役を演じることが発表されており、今から楽しみにしている人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は「大河ドラマの『今川義元』役で一番好きな人は誰?」というアンケートを実施。作品によってかっこよく描かれたり、またどこか不気味に描かれたりと個性豊かな大河ドラマの歴代今川義元役のなかで、最も印象的な人を教えてください! それでは、今川義元が登場した直近3作品と、演じた俳優をピックアップして紹介します。
谷原章介/風林火山
井上靖さんの小説を原作に、オリジナルの要素もふんだんに取り入れた物語が好評を博したのが、2007年放送の「風林火山」。武田信玄に仕えた軍師・山本勘助の生涯を描いており、この作品で義元を演じたのは谷原章介さんでした。
今川義元といえば、一般的に「小太りで白塗りの公家気取り」といったビジュアルで描かれることが多いものですが、本作ではお家騒動を経て当主となった若かりし頃から登場していることもあり、“海道一の弓取り”の異名が似合う、文武両道に長けた人物として描写。これまでのイメージとはガラッと異なる谷原さんの義元に、引き付けられた人も多かったのではないでしょうか。
春風亭昇太/おんな城主 直虎
2017年放送の「おんな城主 直虎」は、井伊家の家督を継いで城主となった女性・井伊直虎の生涯を描いた物語です。この作品で今川義元を演じたのは、落語家の春風亭昇太さんでした。
大河ドラマと同じ曜日に放送されている演芸番組「笑点」では、気さくな司会ぶりを見せている春風亭昇太さんが、大河ドラマでは一転して白塗りの顔で「ほぼしゃべらずに威圧感を放つ」という演出が話題に。無表情のまま直虎たち井伊家の前に立ちはだかるどこか不気味な義元は、怪演ともいえる見ごたえたっぷりのものでした。
6代目 片岡愛之助/麒麟がくる
「麒麟がくる」は、長谷川博己さんが主人公の明智光秀を演じたドラマ。本作で今川義元を演じたのは、6代目 片岡愛之助さんでした。本作の義元も武勇に優れた凛々しい姿が印象的で、まさに「東海最強の戦国大名」というキャッチコピーがふさわしいたたずまいです。
そんな「麒麟がくる」では、義元が最期を迎える「桶狭間の戦い」が大きな話題になりました。戦いのさなか、義元の瞳に今井翼さん演じる毛利新介が飛びかかってくる姿が映し出される、という臨場感のある斬新な描写は圧巻のひと言。最期まで力強く勇ましい片岡さんの義元は、迫力の名演技でした。
あなたが一番好きな「大河ドラマの歴代・今川義元役」は?
今川義元が登場した直近3作品と、その俳優を紹介しました。このほかにも、「武田信玄」の5代目 中村勘九郎さん(後の18代目 中村勘三郎さん)や、「徳川家康」の成田三樹夫さんなど、さまざまな俳優が義元役を演じています。印象的なシーンやセリフなどのコメントとともに、投票よろしくお願いします!
参考
- 教養の高い名君が急速に衰退、今川義元(Discover Japan)
- 野村萬斎:「どうする家康」で29年ぶり大河 今川義元役で“家康”松本潤を「鍛え上げる」(まんたんウェブ)
- 大河ドラマ『風林火山』(NHK放送史)
- 「おんな城主 直虎」今川義元、死す(10年ぶり11回目)歴代大河ドラマ、この「桶狭間の戦い」が凄い(エキサイトニュース)
- 春風亭昇太:噺家なのに「しゃべらない」演技で存在感 「直虎」今川義元役“怪演”語る(まんたんウェブ)
- 麒麟がくる:「東海最強の戦国大名」 片岡愛之助“今川義元”ビジュアル解禁!(まんたんウェブ)
- 【麒麟がくる】桶狭間の戦い、殺陣・ワイヤー・VFX総動員の合戦シーン舞台裏(ORICON NEWS)
- 『麒麟がくる』「桶狭間の戦い」の重厚な描写 名将たちの活躍を振り返る(Real Sound)