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第1位:島根県(11.6台)

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解説

 第1位は島根県。人口10万人当たりの救急車は、2位を1.6台上回る11.6台です。島根県は人口が2番目に少ない都道府県ですが、人口が全国最小の鳥取県は、5.9台で27位という結果になっています。

 島根県も山間部が多く、また隠岐地域から大病院への救急搬送にはヘリコプターが必要となります。そんな中、島根大学医学部附属病院では2021年11月に「NEXT Stage ER」が導入されました。これにより、救急隊と病院の連携がより早く密となり、情報の共有や記録も効率化されることになります。

 ちなみに、コミュニティの狭い地方では「サイレンを鳴らさないで来て」という要請がしばしばあるそうです。しかし、緊急車両の赤色灯の点灯とサイレンの吹鳴は道路交通法施行令で定められているため、通報を受けた救急車がサイレンを鳴らさずに走行することはできません。

画像:写真AC

(出典:総務省統計局「社会・人口統計体系」

参考

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