【銀河英雄伝説】あなたが一番印象に残っている「アンドリュー・フォーク」の名言はなに?【2022年版人気投票実施中】
田中芳樹さんの小説およびそれを原作としたアニメ「銀河英雄伝説」(通称「銀英伝」)には魅力的なキャラクターが数多く登場しますが、自由惑星同盟軍の「アンドリュー・フォーク」准将といえば、ストーリー上の“憎まれ役”として知られています。
士官学校を首席で卒業したエリートながら、プライドと出世欲の塊のような口先だけの男であり、彼のその行動によって、自由惑星同盟にはさまざまな厄難がもたらされることに。OVA版で彼を演じた声優の古谷徹さんをして、「今まで演じた中で一番嫌いなキャラクター」といわしめるほどでした。
今回はそんな「銀英伝」随一の嫌われ者であるフォーク准将が残した名言(迷言?)で、最も印象に残っているセリフについてアンケートします! それではまず、数あるセリフの中から3つをピックアップして紹介しましょう。
「作戦参謀フォーク准将であります! 今回の遠征は我が同盟開闢以来の壮挙であると信じます!」
銀河帝国のイゼルローン要塞を攻略して名を馳せたヤン・ウェンリーに対抗心を燃やし、出兵案を議会に直接持ち込んだフォーク准将。作戦会議の晴れ舞台で、彼はこのセリフに始まる大言壮語の大演説を披露します。それでいながら具体的な作戦内容は皆無に近く、会議に同席していたアレクサンドル・ビュコック提督には「要するに、行き当たりばったりということではないかな」と酷評されてしまいました。
また、その際にフォーク准将が言い放った「高度の柔軟性を維持しつつ、臨機応変に対処することになる」という、なんとも口先ばかりのセリフも、ある意味いつでも使える便利なフレーズとして有名です。
「味方のくせにみんな私の邪魔をしようとする……!」
自由惑星同盟軍を迎え撃つ帝国元帥ラインハルト・フォン・ローエングラムの焦土作戦により、侵攻計画は早々に破綻。しかし本人は自身の責任をまるで自覚せず、失敗を他人のせいであると決めつけます。このほかにも「何故私の予定通りにしない!」「役立たずめ!」など、味方を罵るフレーズを並べ立てました。
結局、作戦中止を求めるビュコック提督に叱責された挙句、「転換性ヒステリー症による神経性盲目」を発症して、無責任なまま退場となりました。
「何故だあああああああぁぁぁっ!?」
帝国領侵攻作戦失敗の後、クブルスリー統合作戦本部長に現場復帰を直訴するも断られ、彼を銃撃して重傷を負わせたフォーク准将は、拘束され精神病院に監禁されることになります。地位も名誉もすべて失ったフォーク准将は、その後、地球教の大主教ド・ヴィリエに唆され、ヤン・ウェンリーを暗殺するため行動することに。
しかし、彼の役目は、本当の暗殺部隊を紛れ込ませるための単なる囮でしかありませんでした。自分がただの手駒として捨てられたことも理解できないまま、フォーク准将はこの言葉を遺して武装商船ごと撃墜され、あっけない最期を遂げました。
まとめ
ここまでアンドリュー・フォーク准将のセリフ3つを紹介しました。同盟軍を引っ掻き回した挙句、主人公の一人であるヤン・ウェンリー暗殺に加担するという役回りから、銀英伝ファンには嫌われがちなフォーク准将。しかし、良くも悪くも彼の言動は大きなインパクトを残しました。
選択肢には、そんなフォーク准将のセリフ12個を用意しています。ぜひあなたが一番印象に残っている名言にご投票ください。また、もし選択肢以外のセリフが印象に残っているという人は「その他」に投票のうえ、コメント欄にセリフをご記入ください。
また、フォーク准将の言動で印象深いポイントなども、ぜひコメント欄にお寄せください。みなさんのご投票お待ちしています!