「地元就職を希望する23卒学生」が多い都道府県ランキング! 1位は「青森県」【2022年調査データ】
最近ではリモートワークの普及などにより、仕事がオンラインで完結することも多くなりました。IT大手のヤフーは、2014年から海でも山でも働ける「どこでもオフィス」という制度を設け、2022年からはさらに拡充すると発表するなど、世界中で働き方が大きく変わりつつあります。そのような中、就職活動に取り組む学生の意識には何か変化はあるのでしょうか。
そこで今回は、マイナビが2022年3月18日から4月6日にかけて行った「マイナビ 2023年卒 大学生 Uターン・地元就職に関する調査」をもとに「地元就職を希望する学生が多い都道府県」のランキングを紹介します。
(出典:マイナビ「マイナビ 2023年卒 大学生 Uターン・地元就職に関する調査」)
第2位:北海道(58.6%)
第2位には「北海道」がランクイン。地元での就職を希望すると答えた学生の割合は58.6%でした。その内訳は「希望する」が45.5%で「どちらかというと希望する」が13.1%となっています。また、地元就職を希望する理由は「(自分の意思で)両親や祖父母の近くで生活したいから」が50%と最も多く、続いて「地元の風土が好きだから」が49.5%となりました。
一方、地元就職を希望しない学生の理由としては「都会の方が便利だから」が49.3%で最大になっています。そのほか、「あなたの地元の特長について、当てはまるものをすべて選択してください」という問いに対しては「自然が豊かで空気が綺麗だ」が79.5%で最も高く、北海道の大きな特色である豊かな自然への愛着や愛郷心から、地元就職を望む学生が多いのかもしれません。
第1位:青森県(62.2%)
そして、第1位は「青森県」でした。地元での就職を希望する割合は62.2%となっています。その内訳は「希望する」が38.1%で「どちらかというと希望する」が24.1%でした。さらに、地元就職を希望する理由として最も多かったのは「(自分の意思で)両親や祖父母の近くで生活したいから」が50.2%、次点で「地元(Uターン先)での生活に慣れているから」が43.3%となりました。
その一方、地元就職を希望しない学生の理由としては「実家に住みたくない(離れたい)から」が36.6%で最大となりました。また、「あなたの地元の特長について、当てはまるものをすべて選択してください」という問いに対しては「自然が豊かで空気が綺麗だ」が63.6%で最も高くなっており、こちらも2位の北海道と同様の結果となっています。
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